2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧
正直この本を読んだ時点で「このシリーズ読んできて良かったぁぁぁぁっ!」と心の底から思ったんですが(それ以前は若干、珍しい国だし、というお付き合い的な感性で読んでいたことが否めませんw)、なんでこんなに違って感じられるんだろう、と思って解説…
まあなにが読みたかったって明治から昭和初期くらいまでの私鉄免許認可に関してなんですが(戦後のは実は地味にわかるんですが)、んー、正直ここでいきなり読めるとはあんまり期待してなかったんですが、関係する記述を読む手助けにはなるかなぁ、とか。 ど…
ジェイムズ・A・スワンの「聖なる場所」14類型の分類というものがありまして。 墓所や霊園、先祖を埋葬する場所。浄めの場。癒しの場。聖なる植物や動物の場。石切場。天文観測所。聖堂、寺院。史跡。霊的に生まれかわる場所。神話や伝説の場所。ヴィジョ…
極めて個人的には顔にテトロドトキシン(フグ毒)を注射するよりは男性ホルモンを2日に1回塗布してくれてるほうが心臓には悪くないし、骨をがりがり削るわ身体の中にシリコン入れる(ガン発生物質だそうです、わかってても入れる人が...orz)などというよ…
私が読みたかったのは「鉄道初期の本」でこの本は「鉄道周辺で○○が始まった時」のエピソード集だったんですが、うん、正直30年も連載していた時に好評だったというのはよくわかる気がしながら、この本自体は多分そんなに面白くないww なんというのか、著…
そもそも米軍の空襲が関東大震災の時の崩壊のデータを参考にしていたよー、というのはこの本で初めて聞いたんですが、よく考えてみたら(鉄道や住宅が結構関東大震災を契機に変動しているので)確かにそんな感じというか、なんで渋谷新宿なんかの西側の駅が…
タイトルからしてシリーズ物なのかなぁ? とも思ったんですが、どうもこれ1冊で、正直東武の本って他でも車両関係の事情が主になるのですが(普通だと路線それぞれの事情とか年度での変更点なんかも触れてるんですけどね)、この本が東武鉄道の手になってる…
“美魔女”って言葉としては正直あんまり好きじゃないんですが、ここに出てきた元祖っていうか君島さんは結構好きかなぁ。なんていうんだろ、30代の頃より明らかに若返ってる よ?! 外科医さんもそうなんですけど、さすがにNHKが選んで呼んできただけあ…
交通史のほうから見ているといささか過剰に思える路面電車(次世代式はLRT、ライトレール・トランジット)の賛美なんですが、こと都市計画のほうから見ていくとわりと当然のことに思えるというか、この回にも富山の“ゆいレール”が登場したわけですが。 な…
リガというのは旧ソ連邦構成国、最初に独立したラトヴィアの首都のことで、大雑把に言うとこの本の舞台になったのはその独立の直後の設定で、まあ、ぶっちゃけましてこの本が実際に当時のラトヴィアの雰囲気を知るのにいい、と言うつもりはないんですけども…
砂利輸送線として作られ(東京砂利鉄道ってw)、かつて中央線の支線として存在していた下河原線とか、八王子のほうから高尾山の明治天皇陵の方向に伸びていた武蔵中央鉄道なんてのは、まあどこの本にでも、というわけではないんですが、ちょっとした地域の…
とりあえず大雑把に言うと鉄道(に限らず近距離交通)で採算取るのは諦めようよ、というのが大意なんじゃないかなぁ、ということを見ながら考えていたんですが、日本は基本的に独立採算で長いことやってきたってのはわかるはわかるんですが、むしろそのため…
面白かったのかというとそうでもないのだけれども(なんというか、読んでる人には概ね最後の部分の「からくり」すぐにわかったと思うんだよね、分岐点はホテルの密会辺り、あの辺から収束しててくれれば良かったんだけど、それもそれでリアリティではないの…
“日本鉄道”というのは現在の東北のほうに向かうJRの路線(高崎線と宇都宮線でいいんだっけ? 上野に来てたのは他の本で覚えてるんですが、この路線が敷かれた当時はこういう呼び方ほとんどないんですよね)、や、今の東海道線とその路線をつなぐために山手…
母方の祖父がもともと東京出身(関東大震災の年生まれ)、で戦争経験者で、その家が東京の西側、わりと新宿や渋谷寄りにあって、地域的な関係で八王子などの話を聞くこともある、という土地柄なのでわりと空襲の話には馴染みがあるものの、わりと断続的に空…
そういやなんか事件関係者に気を取られすぎて、謎のFBI関係者、ていうか“サヴァン・プログラム・ブランチ”だったかな? のラリー氏の動向についてすっかんと触れるのを忘れていたんですが、ところで交通課の方はどうして違法無線の記憶を消せばいいだけな…
そういや前にも姫路城の回で“城マニア”がくっ付いてきたことがあったな、ということをふと思い出すのですが、やっぱりNHK+爆笑問題ということになると入れる場所みたいなものが段違いで違うんだろうなぁ、ということをふとw(よくわかるとも!) この回…
アメリカのテキサス州のサンアントニアですとか、福岡県の柳川、前にも出てきましたブラジルの有名な環境都市であるクリティバ、同じくアメリカのポートランドなどの名前がつらつらと出てきて思うのは、交通政策と環境政策って別段別れてるわけでもないのか…
この著者名を『本当は怖いグリム童話』などのシリーズで、些かよくない(というか端的に薄いんです、内容が、入り口にはいいのかなぁ? 私にはわからない)イメージがある人もいるのではないのかと思うのですが。 大雑把な感触としてはフランスの女性に関し…
この講義の中でもで何度か触れられていた「回遊性/回遊路」と各種観光資源についての話だったのではないかな、というのが大まかな雑感なのですが。 東京ディズニーランドが日本にやって来る前の遊園地が全てディズニーランドの亜流であったかどうか、はとも…
まあざっくり前半、というか前から3分の1くらいはもともと存在している「震災後復興について」の文章などを念頭において、でも実際にはこんなでこんなだったんだよ、という説明に終始していましたものの、そちらの系統の本のほうを読んでいなかったので重…
長崎ってのは広島もそうだったんですが、どうも路面電車が戦争からの復興(というより原爆からの)のシンボルのような面があるらしくて、前に読んだことのある路面電車の本でもそれと触れられていたのですが、そもそも路面電車の凋落は戦後の資材不足とその…
正直ある程度鉄道に関しては調べて来てるとはいえ、貨物列車に関しては全く別の事情で作られたり廃れたりしているのでこれいきなり読んで(なにかの脇で出てきたわけではない文章だと多分始めて? だったかな、鉄道専門誌じゃなくて地方雑誌だけどね、でも『…
昭和10年東京郊外電車ハイキング〈上〉 (RM LIBRARY(70))作者: 荻原二郎出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング発売日: 2005/05/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る私の知識の範囲内だと昭和8年に帝都電鉄、という今の京王・井の頭線、渋谷から…
渋谷ってのはもうちょっとJRがややこしいイメージだったんですが(埼京線使ってる「湘南新宿ライン」のせいだろうなぁ;)、わりとシンプルで、JRが山手線と埼京線、東急が東横線と田園都市線、でいいのかな? ええと、この時点で「東急玉川線」になって…
全体的にいろんな側面からの記事が載っていて面白かったんですが(私の興味は車両性能じゃなくて経営に偏ってるのですが、わりとそういう意味でも良かったです)、まず新宿駅から直通で走る東武特急のスペーシアと小田急のJR御殿場線の「その後」の記事。 …
この回のタイトルの「少子高齢化」と子どもの都市デザインへの参加ってのはむしろ逆の話題なのではないのかな、とちょっと思っていたんですが、あー、なるほど、子どもが育てにくい社会環境になることによって先進国の中でも出生率の低いほうのグループに含…
明治23年の第3回「内国博覧会」に日本で始めて電車が紹介されまして、まあこの時点で路面電車だったようなのですが、いわゆる普通の電車ってどの時点から始まってるのかな、と思わないでもないけどいまいち境い目が曖昧みたいだしなぁ(そういう意味だと…
なぜか渋谷区の図書館にあったので(沿線の私鉄の無料冊子をまとめたものなどもあったので、要するに郷土資料に近いのかな、とは思うんですがw)、好奇心で借りてはきましたものの、正直最初のほうがかなりページがごっそりとない体裁。 そもそもコピーで製…
都営地下鉄というのはざっくり東京首都圏の地下鉄の“その2”的な存在で似たようなところ(完全に似てればまだいいんだけどね、片方だけで済むから)走ってるわりには別の事業体というかなんというか。 鉄道や地下鉄の本とか雑誌でもまあだいたいメトロが主で…