2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧
まあ一言で言ってしまえば30分くらいで読めたので別に悪いとは言わないのですが(既存の説が大量に盛り込まれていたから、なにかを読む時には参考になる可能性もあるしね?)(ない可能性もあります、この程度なら別に読めばわかるしなぁ…)、既存説を取り…
えーと、表紙はミニ新幹線である秋田新幹線のE6、あの真っ赤なの格好いいよね。特集タイトルになってる320キロというのは東北新幹線ですよね、あと東海道新幹線+山陽新幹線区間に新しくN700Aが登場した初期の頃のようで、現在2014年になると…
そもそも一回見た時点ではよくわかっていなかったんですが、平安時代の顕密仏教(まあ鎌倉新仏教とか禅宗以前の古い仏教)がどうして庶民に対してのものではなかったのか、という説明はあれですね、そもそも寺の中に下部機関である院が作られ、一つの院が一…
邪馬台国と「鉄の道」 (歴史新書y) 作者: 小路田泰直 出版社/メーカー: 洋泉社 発売日: 2011/04/06 メディア: 新書 クリック: 5回 この商品を含むブログ (1件) を見る 主に良いところを挙げて行きますと日本と大陸が交易をしていたのならば日本からも輸出さ…
で、ここで彫刻に関してのシリーズはどうやら終わるようなのですが、大雑把に正確な時代区分というよりも今で言うところの判子絵めいた、ほぼ同じ規格の仏像が頻出するようになった時期以降が主に取り扱われていた、と言ったところでしょうか。確かに申し訳…
あなたの知らない茨城県の歴史 (歴史新書) 作者: 山本博文 出版社/メーカー: 洋泉社 発売日: 2012/11/06 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る この前に多分同じようなチームで作っているのだろう「江戸300藩」のシリーズや、水戸藩単体の本を読ん…
荘園絵図が語る古代・中世 (日本史リブレット) 作者: 藤田裕嗣 出版社/メーカー: 山川出版社 発売日: 2009/02 メディア: 単行本 クリック: 4回 この商品を含むブログ (1件) を見る 個人的には荘園の形成とその影響のようなものを知りたかったのですが、これ…
タイトルはこんな感じになってますが、信長や秀吉を筆頭に近い時代の武将の武具に関しての本で、正直なところすごく見やすい読みやすい本でした、ただ、この時代の資料がこんなに綺麗にまとまっているわけはないので…もうちょっと原典を出してくれたり、異説…
車両を造るという仕事―元営団車両部長が語る地下鉄発達史 (交通新聞社新書) 作者: 里田啓 出版社/メーカー: 交通新聞社 発売日: 2014/04 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 営団地下鉄時代の日比谷線車両を造っている時代に営団に入社、その後東…
要するに鎌倉幕府には民衆慰撫(統治? 生活保障? わりと曖昧な意味みたいですが)という発想があったのかななかったのかな、というのが講義のテーマではないかと思うんですが、いやまあ、武士からの忠誠を勝ち得るってのが、幕府においてさすがになかった…
この本(目録のようなものかな?)の中でそもそも否定されているのですが、日本刀における「名物」というのはざっくり『享保名物帳』に載っている刀がまず代表的なもので、それ以外の独自基準で、ぽち、ぽちぽち。ここで名物帳以外で載っていたのは名家の秘…
ちょうどこの本を読んでいたのが2016年(5月ですね、いつこのデータを反映するかは不明ですが、溜め込むタイプなので)で大河と時代が被っていたのでそういう意味ではわりと面白く読めたものの、人名頻出なので戦国時代好きではないとちょっと面倒かな…
一言で言うと平安時代後期、仏師の系譜で京都に円派、院派、奈良に慶派が存在しているというのは聞いていたんですが、ああ、仏師の系譜って集団なのはこの三派で打ち止めだったのか…。で、この三派は全て平安時代後期の定朝という人物から始まり、京都の二派…
もっと知りたい宮城県の歴史 (歴史新書) 作者: 小和田哲男 出版社/メーカー: 洋泉社 発売日: 2015/02/05 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る うーん、悪くはないんですがどっちかというと「あなたの知らない」のほうが面白かったかな、こっちのほう…
すごく個人的に東急の(鉄道会社としては別に嫌いでもなんでもないけど)いわゆる「土地戦略」に関してはあんまり評価していなくて、少なくとも他の会社が真似していいものとは少しも考えていないものの、この本を読んでわりと今まで結び付けて考えてこなか…
前回講義を見たことを忘れたまま急いでまとめていたんですが、よくよく考えたらその時点で結構インパクトの大きい国司の制度の説明があって、そこの部分の印象はかなり深く残っていたようです。というか今の私、国司(もしくは国衙)の中から武士が出てきた…
東日本最大級の埴輪工房・生出塚埴輪窯 (シリーズ「遺跡を学ぶ」073) 作者: 高田大輔 出版社/メーカー: 新泉社 発売日: 2010/11/18 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 要するに最後まで読んでこの「埴輪工房」というのが一体なん…
足利義満―法皇への夢を追った華麗な生涯 (日本史リブレット人) 作者: 伊藤喜良 出版社/メーカー: 山川出版社 発売日: 2010/12 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 足利将軍って正直この三代将軍と初代の足利尊氏くらいしか知らない、でもそ…
確かこの杉浦さんという著者さんのほうだと思うんですが、日本刀というジャンルで唯一と言っていいくらい学術として成立する書き方してくれてるので好きなんですが、いやだって、異説だとか資料が曖昧だとかそういうレベルから書いてないし…。(非難や揶揄と…
この本の著者の人はなんと言えばいいんだろう、なんかちょっとこう、うーん、扱いジャンルが広くて正直テーマごとが深いとは言いがたいんだけども信頼している人の一人です、なんかね、扱い方が教科書にいい意味で近くて誠実な気がするんだよね。ちょっとそ…
特に面白かったのが「掛仏」という神社に飾られた仏の像と(多分鏡から発展したんじゃないかなー、ということが解説されてましたが、まあ、技術的な観点から述べられてるんだろうね)、東大寺が二度目に燃えたあとに大勧進になった重源やら栄西などの行動が…
今手元に続篇のほうがあるんですが、えーと、昭和51年に初版か、ただ、そもそもこれ自体が亡きお父さんの残した遺稿みたいなことを言っていたので内容そのものにはこの時期は特に関係がないのかな。さすがに平成15年に第三版を重ねていてここまで古い体…
東西「駅そば」探訪―和製ファストフードに見る日本の食文化 (交通新聞社新書) 作者: 鈴木弘毅 出版社/メーカー: 交通新聞社 発売日: 2013/12 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 最終的な結論としては関東と関西の大きなトッピングの違いを…
そもそもこの回を見ていたのがどうも2ヶ月くらい前のようで、そこで内容をまとめ忘れていたようなんですが、この講義を見ていた時点で国司(講義では受領と呼ばれてますが)の中から武士が誕生したことって特に認識してなかったはずなんですよね。今の時点…
前にまとめて読んでいた『日本の美術』の彫像関係の古いシリーズに続けて2種類めかな(著者さんは違ったものの、情報などは合わせていたようだったので)、で、そちらのシリーズでは「定朝」という人物を最初の仏師として紹介して、そこからの系譜として円…
まあ正直ざっくり怪異(最近出た本当に「怪異」とタイトルに入ってる本、怪異の社会学だっけ? 中世か室町時代の本ですが)の本を読もうとしてなぜか間違って借りてしまったような体たらくなんですが、別に読めないということはないです。というか、中世に関…
もっと知りたい茨城県の歴史 (歴史新書) 作者: 小和田哲男 出版社/メーカー: 洋泉社 発売日: 2015/01/09 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 今の時点でこのレーベルで宮城県で2冊、茨城県を2冊と読んできているところなんですが、宮城県は「あな…
少し前にこの本を念頭に置いてこの直前の時代を書いていた本(>「落日の豊臣政権-秀吉の憂鬱、不穏な京都」河内将芳)を読んだのですが、要するにあれか、豊臣秀吉の死んだ少しあとくらいの時代で、それとどういうわけか昔読んだ全く別の本を思い出してし…
同和鉱業片上鉄道〈下〉 (RM LIBRARY 128) 作者: 寺田裕一 出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング 発売日: 2010/04/01 メディア: 単行本 クリック: 1回 この商品を含むブログを見る あとの時代になると硫黄の合成によって硫酸鉄鉱山が閉められる、という事…
同和鉱業片上鉄道〈上〉 (RM LIBRARY 127) 作者: 寺田裕一 出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング 発売日: 2010/03/01 メディア: 単行本 クリック: 2回 この商品を含むブログを見る 硫化鉄鉱というのがどういうものかまずわからなかったんですが、名前の通…