『世界遺産』#575 スマトラの熱帯雨林遺産(インドネシア)

スマトラの熱帯雨林遺産−Wikipedia


番組内では語られてませんでしたが、紙資源のための熱帯雨林の伐採、ともなると一時は日本の名前がほぼトップに挙げられていた時期を記憶しているのですが(あとはヨーロッパ諸国)、なんか最近すっかり忘れたみたいな言動がぽちぽち。。。
今も続いてるとは言わないけど、なかったみたいに忘れるのはちょっとなぁ...orz
騒がれだしてから収束するまでの時期、認識してからの行動は早かったですけどね。
(でも世界規模になる以前の無知っぷりも酷かったんだよー、うーんうーん;)
まあ要するに、資源として元の約8割までに森林が減少し、そこにしかいない固有の種を自然に維持することが到底出来なくなった「遺産」です。さっくりと。
その状況下で400頭しかいないトラが20万円で売り買いされるわけですよ。
なんかこう、どっか一部だけ切り取って責めてもしょうがない気はします、ところで“スマトラ・トラ”になるんだねっ、と確認して喜んでた馬鹿は私です。スマトラゾウを見た時から「トラいないのトラ?」と気にしてたのも私です、すみません。


んで、他に、なんというか現地の人たちが“森の人”と呼んでいたオランウータン。
うん、実にその気持ちがわかるというか、毛を剃って言葉を覚えたらフツーに人ですよね、木登りが得意な人種もいますとも。てゆか、まかり間違って育て方次第で人間になっちゃいそうな壁の薄さを感じます、そして彼らは木から下りず。
森の中でしか生きられない、森林減少の影響を受けた被害者です。
2004年に自然遺産に登録されましたが、間に合うんでしょうか。