『世界遺産』#584 ロレンツ国立公園 I(インドネシア)

ロレンツ国立公園−Wikipedia


とりあえずオーストラリアを島として捉えていたことが第一の敗因ではないかと思うんですが、そういや世界地図って縮尺の問題で北半球より南半球の土地のほうがかなり小さく見えるんでしたっけか(土地の広さを正しく反映した地図を見るとびっくりします;)。
世界で二番目に広い島(一番はグリーンランドだっけ)ニューギニア島の自然遺産、ロレンツ国立公園がテーマだったんですが、前にもインドネシア見たけどどうもこう、一応区切って指定したってだけで特にどうこうという特徴がないんだよね。
いや、この場合は後手に廻ってても悪いことではけしてないとは思うんですが。
現在進行形で行なわれている鉱山の採掘や動植物の乱獲を防ぐために、とりあえず国立公園指定だけでは強制力が足りず、世界遺産認定も加えた、という形の模様です。
(この言い方はなんですが、世界遺産はお金になるって認識あるし)(正直こう、表現は生々しいんですがいいことだと思うんですよ、抑止力としてこれ以上望めない。)


とはいえ、インドネシアそのものがアジアからもオーストラリアからも動植物が渡来し、火山島である関係から(ああ、火山島でこれだけ広いのも珍しいなぁ)標高差も激しく、島の中に熱帯雨林と自前の氷河が残り、メラネシア全体が古い生活様式を残す大変面白いというか魅力的な土地ではないかと思うのですが。
見事に伝統的な生活が破壊されていっている横で、観光業に重視する現地の人たちの姿ってどっちかだけならまだしもなぁ...orz同時進行か
1999年に鉱山開発への警告の意味を込めての自然遺産だそうです。