『爆問学問』#41 真鍋真(古生物学)

“恐竜は生きている?”とは言われても正直、子どもの頃に発掘ブームがありまして(古代文明とか宇宙とか、わりと定期的に繰り返しますよねー)、その頃から「鳥類は恐竜の子孫だヨ」ということは聞いているのでちょっと今更感がないでもないのですが。
(見た目的には似ているトカゲやワニより遺伝子が近いそうですよ。)
でもぶっちゃけて恐竜ってイメージ的にでっっかいトカゲとか、むしろファンタジーの龍やドラゴンに近いと言いますかなんというか。
ちまっこくて恒温動物で(冷血動物も3mを超えると体温調整機能があるらしいんですが)、羽毛でぽわぽわと膨れた動物が恐竜の生き残り、と言われるとすごく違和感がw


ただ、それも生物の適応と言われてしまうともっともですよね。
巨体の爬虫類、しかも生き続ければ生き続けるほど際限なく成長し続ける(ほとんどの動物は現在、成体になるとそれ以上成長しないですね)という機能を持ち、その中で様々な場所で生活し、様々なものを食べるようになった、という進化の分化の中から。
一部が消え、一部が爬虫類とは遠く離れたように見える他の生物らにも引き継がれている、というのは面白いなぁ、ということを思います。
始祖鳥は空を飛んだわけですが、それも鳥への進化の途上。
機能的にはグライダーのような原理であって今の羽ばたきとはちょっと違う。
もちろん、今ともなると骨の形からそれを推測していくことしか出来ないのですが、私が過去に聞いたことのある内容より、そう大筋が変わったというわけでもないですが、やっぱり少しずつ進展しているのかなぁという気も。
今はCGで骨を組み立てることも出来、これからも「発見」はあるのかなぁw