『あぽやん~国際空港』#4

この回好きだなぁ! グアムでスカウトされて日本に送られて来て、それでも今までのやり方を変えない(こなす件数が違うってことかなぁ、とは思うものの、なんかそれもそれで変な話だ)現地採用の若手と、どっちかというと最後まで拘ってしまう「えんどう豆」さんってのは、似てるような似てないような、と多分周囲の皆が思っているのでしょうが。

(最後まで拘ってしまう部分が欠点とされてるわけではないのがポイントかしら。)

一期一会って何度も口にしてる彼が言ってたのが、なんてんだろ、相手がもう二度と会いたくないってそれ自体は無理もないことながら吐き捨てるように言って、実際、話し掛けても余計なことをするなって怒鳴りつけられても、それでも全く変わらない態度で、それでももう一回出会えたんだからって笑ってるってのはなあ、緩いだけじゃないよね、今まで必ず歓迎だけされてたわけでもなくて、それでもって態度ならば一つの信念だよなぁと。

 

この回は母親と一緒に見ていて、ウチかなり珍しい苗字なんですが、要するに手配犯かもしれないと思われたのが単なる同姓同名とタイミングってことで笑ってしまい。

そのことがひょんなことから当人に伝わってしまい怒られて。

さらにそこに起こったJALの機体トラブルが起こり、という、一つずつは小さいことが重なってという構造だったんですが、この偶然が物語上のご都合主義ってよりは「ひいい、よりにもよって!!」と感じさせてくれたのが積み立ての力っていうか見せ方っていうか。

うんまあなんかあるよね、悪いことが重なるって、と思わせてくれて。

それをチャンスだ! と言い切るグアムからの若手くんも、別に不謹慎に見えないんだよね、気まずいし話しかけなくてもいいし、疑ったのも警察のしたこととも言える。最後に勢いに押されて、思わず吹き出しってのもすごく良かったです、そのくらいがいいね。