『週刊 ダイヤモンド』2014年5月31日号「地銀の瀬戸際 メガバンクの憂鬱」

 

この特集を読んだあとに地方銀行の定義(というか調べたかったのは何行あるかという部分だったんですが)を読んでいたら、地方銀行第二地方銀行という定義が存在していて、業務は特に変わらないものの第二地方銀行はもともとは銀行以外の金融業が銀行になったものだ、というのがどっちかというとわかりやすいかな。
それで新しい銀行が出てきた場合に地方銀行の括りになってるのか。
前に西武信用金庫の規模の大きさが地銀と関係して語られていたんですが、第二地銀の中に信用金庫(地方銀行より小さい)の規模と大差ないところがあるっていう前提で読むべきだったんですね、きちんとこの辺押さえてなかった気がするかも。
ただ、地銀はそもそも今後の人口減少を前提に今後オーバーバンクとなり、さらにゆうちょ銀行が上場を行うことで競合相手として浮上。
さらにメガバンクも国内回帰や中小企業融資に参入、金融機関以外にも企業融資が行われるってなるとそりゃまあ、地銀から再編されるのはなんとなくわかるかな。
専門の業態もないし、地域密着だと信用金庫がいるしね、うーん。
で、メガバンクもどうもそれほど悠長にしてる暇はないようです、そもそも設備投資の需要がない、と言われるとうん、あれだ。株高や業績の回復で一時的な最高益は出ているらしいんですが、まあ、株高ってのも不安定ってのもさんざん言われてるからなぁ。
三井住友と東京三菱UFJはともかく、みずほ本当に大丈夫かしら…。

特集外だと不景気に強い企業特集、強い弱いってランキングがいくつかあったんですが正直業態じゃなくて企業単位だよなぁこれ。百貨店が増税で営業利益の下方修正してるのにH2Oリテイリングとか不況に強いほうに入ってるし、業態単位での分析欲しいかも。