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「黒耀石の原産地を探る・鷹山遺跡群」遺跡を学ぶ別冊01、黒耀石体験ミュージアム

黒耀石の原産地を探る・鷹山遺跡群 (シリーズ「遺跡を学ぶ」別冊)

黒耀石の原産地を探る・鷹山遺跡群 (シリーズ「遺跡を学ぶ」別冊)

 

 

非常に古くから人間と縁があって、いくつかの生産地から広く分布していった様子を知ることの出来る黒曜石、というのは正直昔教科書でも読んだ記憶があるのですが、この本を読んでしばらくしてから驚いたのが「ガラス質なの?!」ということだったでしょうか、ちょっと年下の友人にはえ、教科書に載ってたよ? と言われてしまったんですが、三つ下の妹とも結構違うんですよね。
黒曜石がどれだけ堅いのかという説明がまずあって、それを一体どのように加工していたのかという細かい推測などが語られていた記憶もあるので、うん、間違いではないかなと思います、地域差があっても多分遺跡に関してはそれほどでもないよなあ。
石の台に乗っけて、割る、という内容を読んでたらまあまず覚えてるよ…。
今は小学生でも加工体験がさせて貰えるようですが、なんというか、めっちゃ羨ましい、加工がじゃなくて、こんなにすっきりわかりやすい説明で羨ましい。
星糞という地名がちょくちょくあるよ、というのを聞いてちょっと思い出していたのが「かなくそ」だったんですが、これ要するに加工した残り部分のことをそう呼ぶような傾向があったってことかなぁ、あんまり地域に依存してなさそうなのが面白いよね。

なんでも黒曜石にはそれぞれ産地によって成分に違いがあるらしく、追跡調査をすることによって流通範囲がわかるよ、というのもだいぶ面白い。
前に鉄器の話を聞いていた時にも「消耗財ではなく家で受け継いでいるため流通した時代と埋葬された時代との差がわからない」というような話があったのですが、黒曜石もあくまででてくるのは生産の時の廃棄物が主であって時代がちょっと曖昧っぽい。
しかし、ガラス質のものが代を受け継ぐほど使えたのか、どんな使い心地なのかしら。