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「出雲国風土記と古代遺跡」日本史リブレット013、勝部昭

遺跡・古代史 Book
出雲国風土記と古代遺跡 (日本史リブレット)

出雲国風土記と古代遺跡 (日本史リブレット)

 

 

多分この本自体は単純に『出雲国風土記』とその内容における現実へのアプローチということにすぎないんですが、どっちかというとなんでこんなに最近になってから研究が始まったのか、ということのほうが大事なんだろうなぁ。
あるいはあれ、地元の好事家なんかだとこのくらいとっくに調べてたのかもね。
で、そのきっかけになったのだろうと思われる銅鐸についてもまだほとんどわかっていることがないからなぁ、あれ本当になんなんだろうねw
(銅鐸の次が銅剣、そのあとに出雲大社の「巨大柱の痕跡」でいいんだよな。)
そしてその周辺事情を調べるために当然のことながら史書が利用されることになった、という流れなんだけどね。でも風土記の内容もむしろかなり完全な形で残っている数少ないものと言われていて、その付き合せもわりとさくさく進んでて、切ない。
なんというのかどうしようもなく、時代によって重要視されない地域が出てくるみたいなのはあるんだろうね。

他の地域よりも風土記の提出がだいぶ遅れ、そういやそれこそ土地の人の分析では大和政権に対してのちょいちょいの(地元的表現の)遠慮があったって聞いたこともあったなぁ、でもきちんと残していたってことでもあるのか。
写本などでも現代人にはピンと来ないんですが、結構写してる間に内容変えちゃったりするらしいので、まず元本からのブレが少ないってことで評価される世界です。
ただ、写本が作られたこと自体、出雲への興味だったのかなぁ、という気もしないでもないし、その時にもし身内が作ってなきゃ、多少の改変することもあるのかもね。
というかこの国実際なんなん? そして銅鐸と銅剣もあれなんだよww