『建築の世紀』真夏日でも、最高気温25度 新宿御苑(旧洋館御休所、旧御涼亭)

都民にとってはなんとも羨ましい回タイトルですが(真面目に蒸し風呂になります、ここ数年)、まあ、ここのおかげでビル街の放射熱が少しは緩和されているのかなぁ、と考えていたら「このくらいの広さじゃ焼け石に水ね」と母上が。そうなのか(公式Web)。
あと、身近というか、広域災害時の避難場所でもあるのですが、個人的には幼少時の、カラスの大群がいた時期の記憶が強いのでどうも薄暗いイメージが...orz
今は都ぐるみのカラス対策も進み、違うって頭ではわかってるんですけどね。


もともとは新宿の土地一体を持っていた内藤氏(内藤新宿、というと花街だったとたまに聞きますが、歌舞伎町はその名残かしら)の江戸屋敷。その後農業試験所を経て、皇室の庭園して献上され、内装を整えたらしいんですが戦争によって今回紹介された二つの建物を残してほぼ全焼、戦後に大学の研究所が作られたこともあったそうですが長続きはせず。
現在は公園として一般公開されているのだ、というのが大雑把な流れ。


“旧洋館御休所”というアメリカのスイックスタイルという様式の皇族の元・休憩所と(御休所=ごきゅうじょ、って読みはちょっと独特なのかな?)。
“旧御涼亭”というのは池の中に作られた喫茶処。
その建物の建築から台湾閣、とも呼ばれるそうなのですが、ここは確か一応喫茶スペースとして使われることもあるのかな(母が行ったこともあるそうな)。
けれどまあ、建物が燃えてしまっても木々は残り。
広々とした芝生にプラタナスやポプラ並木が大抵印象に残るんじゃないでしょうか。
あ、でも植物御苑はもったいなかったなぁ。。。