『週刊 ダイヤモンド』2014年6月21日号「自衛隊と軍事ビジネスの秘密」

 

まあ正直なところやる気のない外部からの一般入学生がいるとか、大卒がいい顔されずに狭い世界で権力を振り回してる幹部がいるとか、早い段階で優秀な人材は流出する、海上自衛隊が一番人気がなく、人数が多い陸上自衛隊、少数精鋭の航空自衛隊とか、まあまあイメージの通りというか、本音でこの程度の内容なら上出来じゃないですかね?
(経済誌でわりと珍しい特集なので手控えてるという部分もあるかもですが、それを加算してもだいぶ昔より風通しが良くなってるような、単に役所っぽいってのは納得w)
武器の輸出制限が改正されたということが自衛隊の問題と絡めて語られていたのですが、要するにアメリカから購入し、アメリカに修理を送り、なにか新しい展開があれば全てその成果ごと持っていかれるという構造を変えたい、というのはどんな段階のどんな国でも自然で許されていいことなんじゃないでしょうか。
上のケースは戦闘機に関してなんですが、潜水艦に関しては三菱と川崎のみに受注が行われているものの、なぜか交互で談合が疑われているとか。いやいや、責任分散と処理能力の問題でそうなってるんなら定型化してあげてよ、そんなところは平等じゃなくていいw
ただしこの件は「天下り」人員がかなりいるのでちょっと言い掛かりと言いにくく。
武器輸出が解禁されたら各国からラブコールがあり、まあ、なんだ、日本政府は慣れていないものの関係企業は戦前、というか前大戦から関わってるところなので大丈夫なんじゃないですかね。22兆円市場で15%しか装備費にはならない、なども含めて全部オープンにしてもそんなに問題ないと思うけどなぁ、みたいな最終的な雑感。

 

ミニ特集でホテルが扱われていたものの、目新しいのはコンパクトホテルくらいかな、カプセルホテルを設置して営業、オフィスに戻す時は取り外しってのはさすがに便利だww