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「ここまでわかった 戦国時代の天皇と公家衆たち-天皇制度は存亡の危機だったのか?」歴史新書y057、日本史史料研究会・監修/神田祐理

 

とりあえず日本の歴史というのが有名人をまず絶対と捉え、有名人の行動を直線的に動機をわかりやすく捉え、複数ある勢力図を全て無視し、というような傾向でないと叱られるというのは今の時点で散々見ているものの。
そうでないと比較的投げっぱなしになるんだなー、というのもよくわかりました、論文だと専門用語で締め括ってるけど、素人向けだと結論出てないわやっぱこれww
まあそんなことはわりとどうでもいいんですが、戦国時代として括られてわりとこう、センセーショナルなタイトルが付けられているわりに若手と女性の集団の本です、多分単独でご本出す時はかなり専門的なタイトルで新書1冊は難しい人が多い。
が、これだけの長さだとやっぱり素人でも一見してわかるようないい小ネタ持ってんなー、これをいっせいに持ち寄ってくと今の段階ではまだ結論が出てないけども、そのうち結実しそうだなぁ、としみじみ。

 

多分一番面白いのが武士vs天皇と公家という認識になるので片方が強くなると片方が弱体化するみたいな意識になっているだろうものの、そもそも室町幕府が融和を図ったって言われてるんだしそんなわけもない。
なのでまあ自然に、室町時代に関しても触れてくことになるわけですよ。
制度に関しても同じくです、戦国時代に始まったことなんてむしろ豊臣秀吉以降にしかないというか、織田信長氏に関しては朝廷のことをどう思っていたのか、乗っ取りを考えていたのかということを聞くと「いい意味でも悪い意味でも特に気にしていなかった」としか言い様がないようです。
でも別に当時的には普通の話で、売官で稼いでた時代末だしなぁ、違和感はない。