『週刊 ダイヤモンド』2014年4月19日号「LINE全解明」

週刊 ダイヤモンド 2014年 4/19号 [雑誌]
 

 

そういえば東日本大震災ののちに被災者による感動のLINEの文面が、というデマが回っていた時に「LINEは震災よりもあとだ!」というあんまりな指摘が回っていたのだけれども、そもそもツイッター等のSNSが震災時に有効であることが判明したためにLINEが登場した、と説明されていてそういう順序だったのかとびっくり。
ところで流行したのは日本のみという認識をしていたら英語版をリリースしたところ、中東からの支持が得られたという展開にまたびっくりしたし、理由は謎って、それでいいのかw
相変わらずの王者はfacebookであるものの、参加人数が飽和していて監視されているようで居心地が悪い、と一定よりも下の年齢の支持を受けていないらしくワッツアップという閉鎖型のSNSを買収。ある意味で未来を見据えていて偉いと思う。
ツイッターはストック型と呼ばれるデータを溜め込んでいく形式のためか、かなり様々な騒動の引き金になっていた記憶があるし、個人的にはfacebookに馴染めない層の逃げ込み場という評価が正しいのではないかと思っている。まあただ躍進はなくともしばらくは安泰かもしれない。
限られた面子との事務的な会話という点ではLINEは優れてるとされるのもわかる気がする、実際の躍進はスタンプの登場からだそうだが、ゲームと2本柱で好調。
SNSで起きた騒動は、正直なところ炎上事件以外はむしろ既存の行為がネット上で記録に残ることによって表面化したという事態なような気もするかなぁ。

特集外だと相変わらずビットコインの話が少なくなく、中央銀行の存在のない通貨、というのは中央銀行登場以前の従来のシステムだよね、という指摘におう、という気持ちに。現在の通貨問題が消えるのかむしろ…。吉野家の牛肉依存と円安ダメージの記事も、ひしひしと。