『権力の館を考える '16』#8「首相の館(3」

正直なところ中曽根さん、竹下さんに関してはもちろん記憶があったものの(教養がどうとかじゃなくて今でも普通に見るしね)、福田赳夫大平正芳にほとんど聞き覚えがなく、いや、前者は文字で見たことがあったかどうか、と思ってWiki先生で調べてみたんですが駄目でした、そもそも総理大臣以前にその時代に関しての政治を読んだ記憶がありませんでした、あー、私の空白時代ってこの辺なのかなぁ。
なんかちょっとこう、だいぶ恥ずかしかったです…。
詳しくはなくても、名前くらい聞いたことがあっても良かった。ううう。
えーと、すごく大雑把に言うとわりと長い「高度経済成長期」の前後辺りの人たちってことでいいのかな、あんまり自信はないんだけども。
というかあれ、同時代として語られてるアメリカの状況にはそこそこ聞き覚えがあって、中曽根さんとか竹下さんなどの外交に関わる人物には記憶があるという時点で、なんとなく薄っすら察せられるものはあるような気もしないでもない。
 
そういやこの時代の間に「自分の師匠筋である佐藤栄作邸に住みたい!」と言い出した人がいたものの、誰だっけか、その次に自分の同胞のように思ってる相手に館を譲ろうとしたらなんでそんなことを、という感じで断られたという話が印象的でした、わかる。
そしてどれが誰だったのかがさっぱり思い出せないので曖昧に過ぎてってしまってすみません、ただ、その館を主にマージャン用にしていたりとか、自分の別荘に米大統領を呼んだとか、なんとなくこう、全体的にバブリーで古めかしい雰囲気は記憶に残ってる。
なんかもうそれ以前の、食わせるために人を集める館じゃないんだよね、遊興やら余暇やらが付随してる、そしてだんだん政治機能は公的機関にと移転してくわけか。