『美の巨人たち』ジュジョール 建築「トーラ・ダ・ラ・クレウ」(スペイン)

ジュゼップ・マリア・ジュジョール−Wikipedia
(1879.09/16−1949.05/01)


一言で言うとあれです「住めないでもないな」、すみません、いえ、お師匠さんのガウディ氏の作品にはグエル邸除いて住めません! てか、むしろカサ・ミラが一番酷いような気すらするの、あれ、注文住宅だったんですか、むしろ依頼主が悪いような気すらしないでもないんですがそら揉めるわ! てか、Wiki君によると、ガウディと施主が揉めていたのでジュジョールさんが仕上げてたそうです。
あー、目を離した隙にさらなる冒険をされたというかトドメを刺されたというか。
というわけで、学生時代にすでにじい様だったガウディに連れ出されて、色彩の面で主に彼を助け、その後方向性の違いから決別(喧嘩とかではないよね?)。


都市部ではやりすぎで喧嘩が耐えなかったらしいものの。
農村部での評判は悪くなく、主にリフォームを手掛けていたそうですが、結構やっぱり好きにやってます(住めないでもないと思うけどなんちゅーかトンチキ、別荘かなぁ)、で、ある日実の伯母上に呼ばれ「好きにやんなさい」の一言で任され。
卵型の家を作りましたのが表題作、大丈夫、階段は歪んでっけど住めるから!
というかむしろ、トータルで作ったほうが自然というか、不思議と周囲に溶け込んでいるんですね。なんかあちこち妙ですけど“面白い”の範疇に収まってるというか。
正統な評価を受けられなかったんだよ、と言われるんですが、ガウディさんともどもそんな気にしてないんじゃないっすかね? だって幸せそうじゃない、作品。