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「日本海軍 運命を分けた20の決戦」太平洋戦争研究会

日本海軍 運命を分けた20の決戦 (PHP文庫)

日本海軍 運命を分けた20の決戦 (PHP文庫)

 

 

海軍、陸軍の「事典」と「20の決戦」(陸と海でちょっとタイトル違いますが)とPHP文庫の同研究会の本読んできましたが、やっぱり出来いいなぁ。この本はちょっと艦船の名前が頻出するので某ブラウザゲームやってる方にお勧めかもしれません、ただ、だいたい把握出来ればいい程度なので空母とか戦艦だけ出てきた分覚えればいいかな。
(どのように主戦力を失っていったか、ということは把握したほうがわかりやすい。)

大雑把に戦争を語るには政治、戦局(戦略に沿ってどんな感じで展開してったか)、実際の戦場での一つずつの交戦(戦術ですね、ここは本当に優れてたと思う、日本軍)のどこに焦点を当てて語るかの選択が存在してると思うんですが、この本で語られていたのは戦局単位が主で、そうすると自然に政治から与えられた影響も交戦単位でどのように戦局が変化していくかも捉えやすくなっていたので初心者にはありがたかったです。
日露戦争はまあどうしても記述がブレるんですが、賠償金を使っての計画を勝利以前に立てているとかはさすがにどう考えてもおかしいし。
太平洋戦争になると確かに非常に兵士単体の能力は高いんだけれども物質では適わないという側面が明白になり、その場合って素直に考えると兵力を温存する方向に行くべきなんでしょうが、なんか真逆の選択をしているようにしか見えないんですよね。
けど、よく考えたら物資そのものを枯渇させるように米英サイドが動いてるんだから、短期決戦を選んだというところまではどうしようもない展開ではあるのか。
(物資そのものを枯渇させて戦争を諦めさせようとしたんだよな、前後考えると。)
必ずしも伝えられているように「嘘ばかり」などでもなく初戦での勢いは本物だし、軍備が多少少なくても勝てたってのも事実。でも、それも最悪の結果しか生んでないよなぁ。