『アマゾンを行く』#2 蘇えった大地

アマゾン熱帯雨林−Wikipedia
というかまあ、アマゾンに限らずというか熱帯雨林といえばアマゾンですがもともと全般的に土に養分に乏しいというのはたまに聞くんですがあれはなんでだったか、森林の成長スピードは遅いところと早いところがあったような気もする。
基本的に雨季が進むと森が沈み、枝に鳥の作りかけの巣なんかも残したまま魚の住処になってしまう模様なんですが、乾季になるとそれがまた戻ってくるよ! ということを指して「蘇った」と表現しているようなので、どちらかというと主役となる生物の交代か。
他はともかくジュゴンやイルカたちは本流に戻らないと生きてけないだろうねぇ。
さすがに完全に干上がってしまうはずなのに、のてのてしている魚たちはあれはなんでだろう、、、いや、鳥もカワウソも美味い美味いとかっくらってましたが。水陸両用のカイマンやカワウソも、陸上でそう素早くは動けませんし徐々に移動。


そして完全に干上がった土地で幅を利かすのが猫科のジャガーや目の美しいというピューマ(目がでっかいよ)、コウモリも洞窟からやってきて夜の土地でそれぞれの生態に合わせた食物を貪ります。水の引いたあとのアマゾンはそりゃあ滋養に富むそうな。
しかし猫科の動物たちですらアナコンダに絞め殺され。
コウモリは大型の草食獣がいない土地でピューマたちに狙われます、しかしまあ、吸血蝙蝠なんてのもいるので大型獣も食われる側なのかなぁ。とかく、食物連鎖のサイクルというものがかなり複雑に絡み合っていて、頂点すら安心できないような世界ですが。
ある意味でそれくらい豊かだからこその多様性という気もしないでもない。
アリやアリクイ、バクなんてのもそういえばいたっけなぁ。多彩だ。