『禁断の聖書』#3 ヨハネの黙示録

ヨハネの黙示録−Wikipedia
≪黙示録≫というのは基本的に発生したのは弾圧の時期、というところまでは確認の取れる事実であってそれ以外の解釈は自由、というか、ありていに言って「なにが書いてあるんだかわけわからん」という内容のものらしいんですが。
わりと有力な説で当時、同じ状況に置かれている人たちには容易にわかる内容だったのでは、ということが言わてます(しかしその後、その黙示録そのものから派生した黙示文学、といわれる群の書物があったりします、その時点では初期の意味を失っている可能性がw)。ぶっちゃけると地下出版とか地下文書と言われるものですね。


この中に良きキリスト教徒を一度に天に戻し、悪魔が出現し、それ以外の者に世界の終わりが近づくのだ、ということが説かれている部分がありまして。
これを文字通り読む人らが存在、そしてその「時期」はもうすぐだ! ということが過去何度も何度も何度も何度も繰り返し唱えられてきたんだ、というところまではとっても楽しい内容だったんですが(半分嫌味)(ただ、根拠のないパニックってどの民族でもわりとありますしねー)(日本だとハレー彗星の襲来に騒いだという話が近いような)。
ただ、その時期を示す一つの指標が“選ばれた民族”が“約束された地”に戻る、ということを説明し始めまして、、、やっぱり、エルサレムとユダヤ人ですか...orz
あー、アメリカにある、実際の国としてのイスラエルやユダヤ人への連帯感(全てにおいてじゃないけど、差別も存在しますし)みたいなものを感じたことがないでもないんですが、もしこんな解釈が源泉だったら本っ気で泣くぞ?!
悪魔の存在なぞすっとばして、現実の思想がなによりも怖い内容でした、、、ううう。