『食彩の王国』#182 ニジマス

ニジマス−Wikipedia


サケ科の淡水魚で北米からの外来種。
全身に黒い斑点があり、繁殖期のオスが光沢を帯びると虹色に輝く、ということで“ニジマス”。太平洋東岸(アラスカ、カナダ、アメリカ)とカムチャツカ半島を原産国とする魚で、日本には昭和10年(1877年)アメリカから関澤明清氏が卵の形で持ち込みふ化に成功。以来日本でも盛んに養殖されているのだとか。


冷水を好み、赤い餌を与え続けることで赤い身になるのだとか。
皮が特に美味でほとんど全身が食べられるのだといいます(なんでも中国の偉いさんが来てヒレとか皮ばかり食べていたから気付いたそーですよ)(エラを捨てるのは川魚だからだろうね、やっぱり)(寄生虫がいるとされてます)。
(でも日本にはサケに適合する寄生虫実はいないらしいって、へー?)
釣りの対象にもなり、アメリカの文豪ヘミングウェイなんてニジマス釣りの文章まで残していたりしますよ。さすが作家。


日本の津軽海峡では生食を目的とした海水での養殖も行われており。
サケは結構川登りして産卵する種類があるしね、基本的にはエラの機能の違いなのでゆっくりと塩分濃度変えていくことで海水中でも生息可能なのだとか。
蒸しても焼いても、煮ても油で揚げても、条件さえ整えば生でも炙ってもイケるのだという食べやすい美味しい魚なのだそうですね。