『爆笑問題のニッポンの教養』#12 西成活裕(渋滞学)

“万物は渋滞する”というサブタイで、≪渋滞学≫というのはこの当の西成氏が作ってしまったそうですが。まあいいんじゃね? 一人しか語ってない学問名ってわりとあるらしいし、独特の手法で歴史やってて白川学って付けられた人もいるしなぁ(揶揄っす)。


まあ、なんで渋滞なんてするのかな、というのがその学問で。
「10秒間に5台がやっとで、それ以上車が来ると渋滞します」というのがなんかこう、いまいち頭の中で身を結ばないのですが、前の車が動いて隙間がないと次の車がリアクションを起こせないという模型を使った動きはわかりやすく。
しかしやっぱり理解に結び付かないんだよなぁ、多分なんか欠けてるのかと。
蟻さんの行進を見ていてもこの手の問題は起こっているそうで、この場合、彼らは車線を増やすことによって対応しているそうですが。人間の車の場合はそうはいかないしなぁ。


人間の場合で同じことが起こるのは(渋滞)少々特殊な場合かと思うんですが、災害などの非難の時、なぜか予測のつかない行動を取る人が出てしまうことが、なんとシュミレーションでも予測できるらしいとか。
出口付近に障害物があったほうがなぜか早く脱出できるというのは(詳細は謎)。
多分、身体がぶつかるなどのアクシデントが減るからかな? と想定していたわけですが、集団心理学で説明していたことが数学でも出来るんだよ、ということになるのか。だって心理条件入ってないわけだしね。シュミレーションに。
で、全ての事象にこの学問を当て嵌め弟子たちもテーマも増え、人間にも!
と試みるわけですが奥さまがとても難関だとのことです(女性誌読んでもなぁ)。