『沸騰都市』#1 ドバイ 砂漠にわき出た巨大マネー

ブルジュ・ドバイ−Wikipedia
乗るか反るかの大博打、駄目だったら皆で砂漠に帰りましょう! 計画ではないのかと思うのですが、同じく中東のレバノンが似たケースで成功してたので(そして現在国内不安で停滞中)、全く芽がないとも思わないんですが、まあうん、誰がどう見てもバブルよね。
ただ、そのことをやっぱりどう見ても自覚している。
「世界第二位には見向きもしてくれない」という言葉は、単に厳しい事実でしょうし。
だからこそ、多少それ自体が空廻りであるとわかっていても、新しい計画を立てなければならない、一位の座から転落するまでの、多分しばらくの間のみの繁栄。それまでの間になんらかの土台のようなものを手に入れない限り、永続はありえないと。
正直、そのことを自覚しているんじゃないかなぁ、と見た限りでは。


アラブ首長国連邦を構成する国の一つであるドバイには、残念ながら石油は出ません、んでもって、砂漠はありますが廻り皆砂漠だしねぇ、で人を呼ぶものもなく。
数年くらい前から非難の対象になっているということで名前を知っていました、「今更」高層建築(に人工島)という意味合いもあるのかもしれませんが、環境破壊を西側に指摘されたくはないなw 新規はなくても運河だのダムだの維持だけで環境破壊が進行するものは立派に現役のくせになぁ(あと原子力もそうよねぇ)。
とはいえ、現在、インド人労働者が雇えなくなって計画が停滞気味、というのは多少の物理的な引き締めとしては悪くないのかも、とは思わないでもないですね。そもそもインドもおかげで潤っているのか給料も上がってます模様w
まあ、こういう博打な都市が一つくらいあってもいいんじゃないかしら。