『The世界遺産』イスタンブール歴史地区 (トルコ)

アヤソフィア−Wikipedia


現在の、トルコ共和国の首都、アジア大陸とヨーロッパ大陸を跨る大都市。
(そもそもトルコってのがこの二つの大陸を国の中に両立するのですが。)
基本的に私が遊牧騎馬民族を高く評価しているのは(若干道徳的な意味で)、あまり他人に興味がないというか、自分たちの自由を尊ぶ分他人のも自然にそれなりに扱うからなんですが、暴力の一過性の支配か、文化による締め付けのどちらがマシか、ということをここで語ってもしゃあないんですが、悲劇と呼ばれるものは大抵後者が生むかなぁと。
キリスト教の宗教施設だった“アヤソフィア”を壊さず使い続け、そしてそのモルタル画を壊すのではなく(表面は簡単に割れます、ガラス状なので)、上から漆喰を塗りつけたところとか、それを象徴しているのかなぁと。
もと東ローマ・ビザンティン帝国の首都として千年、オスマン帝国に征服されてからやはり首都として五百年の歳月をすごし、皇帝の権威である水は庶民にまで行き渡り。水不足に悩まされることもあった、維持に大変な労力がいった、とは言われるのですが、ビザンティン時代に引かれたのだという水道は今なお現役で誰にでも使えるそうな。


基本的に番組ではトプカプ宮殿とか“ブルー・モスク”、今も水を讃える地下宮殿などを巡り、わりと淡々と生活の歴史を語るという構成になっていたんですが、前の傾向より好きだなww 「私の時代が来た」と言ってたら母上に「そうねぇ」とw(冗談っす)

それにしてもこう、礼拝の前には身を清めようね、って一日五回でしたか。
そして礼拝の姿勢はいつ見てもすごく全身運動、イスラム教の基本理念大好きですw