「戦艦入門−動く大要塞徹底研究」佐藤和正

戦艦というのはあれですね“戦艦大和”とかのあれですね、ちなみに宇宙に飛び出して行かなくなってから(脳内で)、まだ半年かどうかといったところなので、詳しいかというと詳しくないというか、やっと本がきちんと一冊読めた!
とかそんなレベルです、戦記ってどうも乗りにくくて。
主に軍関係の本だとなにを読んでいるかというと開発とか開発とか開発とか、修理とか改装とか≪ワシントン軍縮条約≫の煽りを喰らって計画がぱしゃったとかそんな話ですが。この系の本を読むはるかに前に、軍事費を捻出するために暗殺されまくった大蔵省(日本銀行総裁などと地位を交換してますため、日本銀行関係者もぽちぽち)筆頭にした政界人の本を読んでしまっているもので、たまに頭痛がないわけでもないですが、正直やっぱり、軍の末端で開発やっている人や懸命に試行錯誤する人びと、乗り組んで理不尽な命令で死ななくてはならなかった将校さん以下を責める気にもなれません。
退却が許されないって、合流し損ねて一旦戻るのも許されないとかそんな話か?!
(指示を仰いだら「進め」とだけ返って来ました、ありえない...orz)


アメリカの戦闘機がどんぱちやってきて、その腕の悪さとか結構馬鹿にしているんですが、なんちゅーか、ちゃんと編隊を組んでフォローきっちりのアメリカ軍のこと馬鹿に出来たことないなー、と思いますよ、思いますよそりゃ。
戦艦がそもそもWW1の前後から台頭し、あっさりとWW2の頃までには戦闘機にその主役を奪われていたという寂しい存在なのですが、ひたすらそこに拘っていた日本。それ自体を責められることではないんでしょうがやっぱり同国人として切ないよなぁ。
というか、普通に面白かったのに別の話題に終始してすみません、、、ふぅ。