『八重の桜』#27 包囲網を突破せよ
あー、中野竹子さんここで亡くなっちゃうのか…、正直今回の大河では題材の性質上、女性にも視点が当たるだろうと思うので(さすがにねw)、近代の世で彼女がどんなふうに生きるのかなって一番気になっていたんですが、そっか、こういう最後だったのか。
彼女が銃弾に倒れることで城内に戻ろうとしていた女性陣がいっせいに駆け寄って来ていたんですが、まあ、さすがにあれは事実上の司令官みたいなものだししょうがないよ。
彼女が亡くなった時点で突破は無理になった、と解釈すべきだと思います。
そして地味に気になったんですが、最初に対峙した軍は明らかに女だって色めき立って生け捕りにしろって口々に騒いでいたんですが、逃げるところを捕縛された軍はそんなことは全くなく、むしろ同情的、その上で武家の女として扱っていたので、この辺は特にどこの隊などとは明記されていなかったものの、細かい設定されているんでしょうね、この辺。
まあ、農民とか借り出してたらしょうがない気はする(わかりませんが)。
個人的にはここのエピソードは、この期に及んで女だからと退けられるというよりもこの状況下で本来その役にないはずの女まで犠牲にしたくないのもわかるし。戦場でも、少年兵と違って命を絶つ選択も、ある種しょうがないことだと思ってます。嫌な言い方だけど。
そろそろ末期になってきたのかなぁ、というのが印象としては強いな。
火薬庫は取られるわ、城下は燃やしてるわ、八重さんみたいな人でなくても女性が戦場に出てくるわ少年兵は腹を切るわ。むしろこれだけ保ってる時点ですごいって話ですね。
ただ個人的にはその強さの部分は、もうちょっと別のところに生かして欲しかったな。
というか祭囃子で包囲網を突破したって、いや、意味わかんなくて手を出しかねたって意味なんでしょうか、画面で見ても意味わかんなさすぎたしありえなくもないかなwww