『探検バクモン』人類は宇宙をめざす 太陽編

この回では三鷹にあるという“国立天文台本部”、中で出てきた天文台、確か近代遺産として建築関係の番組に出てきたのを見たことありますね。正直、近代の建築物って最近時々聞くんですけども、さすがにほとんど途切れることなく現役として利用されてるってのは珍しくてすごいなぁw(戦時中に途切れたとかはちょっとしょうがないことだしね)

太陽の黒点を毎日紙に鉛筆で記す、と聞いて普通に写真かなにかに収めればいいのに、と思ったんですが、同じ形式での記録ってことに重点が置かれているんでしょうか、そもそも、天文台も全て電気などを使わないのはなにか災害などが起こっても記録が継続出来るようにだよ、と聞くと、ちょっと覚悟みたいなものが違う気がするなぁ。

でも、自然災害と太陽の黒点に因果関係があるとなったら、それこそ人類の未来のためになることだしねー。黒点というのは私が子どもの頃には太陽の中で温度が特異的に低い場所、という説明されていたように思うのですが、あれは噴出孔だったのか、というか、それで温度が一時的に周囲より低くなるってことでしょうか。

その後、太陽光スペクトルを見る施設に、宇宙空間から見た太陽の映像なども紹介されていたのですが、太陽活動のフレアなんてのは、ある意味で宇宙に出て初めて認識したってことになるんでしょうね。大規模爆発みたいなもので宇宙空間にいると被爆してしまうのだとか、まだ地球上の影響に関しては明言してなかったのですが(テレビで発表すると誤解があるかもしれないからって意味で、すでに仮説検証などはされてると思います、なにが来るかはわかってるわけだしね)、それも研究が進んで語られるようにもなるんだろうなぁ。

 

多分、スケールの大きさをメインテーマにしてたんだろうと感じたんですが、人間がその解明に向き合う時に必要なのは忍耐力と時間、人の一生より長い研究の成果だよなぁ。