『探検バクモン』北海に眠る黒ダイヤ
黒ダイヤってのがそもそもなにを指すのか見るまでわからなかったんですが、あー、石炭か、そういやそう呼んでましたね!(近代史やってるのに不覚w) 北海道の釧路にあるという釧路コールマインという炭鉱、最近環境負荷が少ない技術がいろいろ出てきて見直されているんですよね、ちょっと前まで中国のエネルギー源が石炭っての、揶揄する言い回ししてたと思うんですがドイツもアメリカも発電の第1位が石炭だそうですよ。
石炭だと運搬が他のエネルギーより楽だからなぁ(中国で使ってたのもそれですね、もちろん危険はあるけど設備が液体や気体よりは少なくて済むんですよねやっぱり)。
しかしここ、私、常磐炭鉱の写真くらいしか見たことがなかったんですが、だいぶ質がいいんじゃないでしょうか、不純物とかいかにもほとんどなさそう。そもそも深度もかなりのものみたいですし、完全オートメーションとなっていたり技術の進歩などもあるのでしょうが、柔らかかったり地盤に変化があったりしたらちょっと難しいと思うんですよね、むしろ周辺圧力で通路が潰される心配をしてるってことは地盤が硬いんじゃないかなぁ。
ところでこの回は坑道入り口までは乗り物に乗って下って、それから延々と採掘地入り口まで歩いて、そこでシールドマシンとタングステン製のドリルカッターで崩しているところを見て終了、みたいな感じで、時間経ってるのに全然気付きませんでしたw
ベトナムや中国からの研修生も受け入れてるよー、皆で「ゼロ災害」を合言葉に頑張ってるよー、みたいなのは、なんだろう、いい日本らしさって感じで雰囲気良かったな。休憩室の中の人たちは魂抜けてましたけども、やっぱり緊張するんだろうね。
(あと中で歩く距離結構長いな、まあ採掘地がどんどん変わるんだと仕方ないか。)
深く掘れるようになったのも含めて、人間の進歩って感じるなぁ。