『週間 東洋経済』2013年2月16日号「シェール革命で日本は激変する」

正直記事を読んだ今この特集タイトルを見返すと、アメリカでは環境問題に発展しないように気を使ってるよ、フランスでは当面だけかもしれないけどそれでも政権が変わるまでは採取無理だよ、ポーランドは調査したら実は貯蔵量がそんなでもなくて採算取れなさそうだよ、ということが次々と語られていて、中国は貯蔵量半端ないって調査結果にはなっていたものの深度が深く、どうも正確さも怪しい、ということでとりあえず後回し、ということになったらしいです、大国のわりにいつも明け透けで気軽だな…(よくも悪くもですが)。

ロシアにはそもそも天然ガスがあるので貯蔵量が多いことはわかっているものの、要するに今判明してる産油国とそれほど勢力範囲が変わるわけでもないんですね、ちなみにアメリカはかつての産油国で(採り尽くしました)、小規模ながらすでに稼動し始めたイギリスも北海油田などで前から展開してるから、うーん、本当にそんなに変化ないなw

石油が枯渇するよ、というもともとちょっと情報源が怪しかった(アメリカの地質に合った計算方法を全く条件の違う世界全土に当てはめたものだったそうです、計算式は悪くないけど酷いなそれww)説はまあさすがに否定されるでしょうけどね。

 

で、その特集内容はとても興味深かったんですが、「日本の激変」に関してそこまで深く触れられていたかというと、そんなことはなかった気がします。うん。

というか航空会社関係がプラス影響で、高速バス会社がマイナス影響にカテゴリされていたので単に燃料費が下がるって観点では見てないのはわかるんですが、解説してくれないとちょっとわかりにくい気がする。鉄道がマイナスなのはわかるんだけどね。

ところで経済関係の人らがアベノミクス評価してないのは知ってるんですが(なので逆に短期的には言い分信用してない)、円安の中で輸出落ちてるの? そら酷い気が…。