『産業立地と地域経済’12』#4 商業・サービス業立地の基礎理論

どうもクリスタラーとレッシュ(どっちもドイツ人なのか、そういやドイツの都市って結構綺麗に整形されてること多いって聞いたことある気がする)がそれぞれ「中心地理論」を唱えていたようなのですが、んー、大雑把にクリスタラーが正方形でレッシュが六角形かな?
正直個人的にはレッシュの理論のほうが効率はいいとは思うんですが、六角形ってミツバチの巣の形だし。ただ社会に実際に作るのは、ちょっとこう、ややこしすぎて駄目だこれ!
で、クリスタラーの「中心地システムと補間区域」が中心に語られていたんですが、補給原理と交通原理と行政原理という三本柱、というかその三つは最低限都市にないと困るよなぁ、で、他はともかく交通機関を一つのブロックとブロックの間に作る、と考えると六角形だとやっぱりちょっと計算ややこしいよなぁ、真ん中、うーん、難しい。
(ただ、最適化された場合の自然な形が六角形である以上、あるいは過密地域に自然に似たような形が形成されている可能性もあるかなと思った京王沿線民、北の中央線や南の小田急線を含めて考えるとわりと明確に集落一つに一つの駅なんだよね。)

 

で、ええと、ワンストップ・ショッピングというのはこれ、最近たまに聞くようになったコンパクト・シティ構想なんかとも同じものですよね、一つの場所で、近隣で完結するような地域を作る、みたいな感じかな。
正方形のほうがやっぱりこの辺も応用が利くようで、四つのブロックが接する部分で百貨店や宝飾店、あとなんかもう一個あったな、まあある程度の規模が必要な店舗が置くことが出来る、というのはわりとわかりやすい話だよね。
イギリスだと田園都市構想があって、日本だと、団地とかニュータウン関係かなぁ、この理論も盛り込まれたりしたんでしょうか。でも商店って人工的には配置出来ないよなぁ。