「比叡山延暦寺-世界文化遺産」歴史文化ライブラリー、渡辺守順

私しばらくこの比叡山延暦寺がどこにあるのかがわかっていなかったんですが、それと、京都の土地周辺の事情を調べるといつも北が空白地帯のように描かれていることが多かったのでよっぽど堅牢な山なのかなぁ、と思い込んでいたんですが。
京都関係のテレビ番組を見るようになってその辺の誤解は氷解しました、もちろん。
というか、京都テーマで見てもなぁ、今更、結構本読んでるし、と思っていたのが本当に心から恥ずかしいです、でも地図の上で大雑把に比叡山って書いておいて欲しかったよ、確かに超有名だから知らないはずなんてないという発想もわかるんだけどね!!
 
というのは本の内容とは全く関係がないんですが、平安時代の教科書でも当然のように覚えることになる「しんくう」と「てんさい」のうちの最澄さんの天台宗です。
わりと最近になっても使えました! ただ大変申し訳ないんですが、空海さんの真言宗はもう素で覚えてるのでこうやって思い出す必要がないというか…すみません。
本の中でもあれだね、大師って言われると皆弘法大師思い出すけど最澄さんのほうが先に大師号貰ってたんだよねー、とか。
沢庵和尚が有名だけどそれ以前から漬物が好物だったのにねー、だとか。
まあ軽く茶化してましたが本当にごめんなさい、ただ、そんなに悪いイメージもないし印象もないというか、なんらかの事績のようなものがつながっていないという気もしないでもないんだけどもね。
なんだかんだと日本の仏教史のメモリアルな一人で、多分一番派手な人よりは地味という程度でそこまで影を薄くさせることもないだろうというような。
すみません、延暦寺そのものに触れ損ねました、わりと優等生な本でしたすみません!