『美の巨人たち』シリーズ“夏休みに見に行こう”円空「千面菩薩像」

円空−Wikipedia
(1632−1695.08/24)


棟方志功が「親父ーー!」と言って抱きついたという(次回です)、そして生涯側に置いていたという、いえ、仏像ですが。アヴァンギャルドな形した仏像群を作った現代美術とも間違えられるよーな江戸初期の仏師さん。
どっから来たのかよくわからず、最後は即身仏になった方で。
土地の伝承によると父親はわからず母親は水辺で幼い頃亡くなり。


作品が「僕たち完成してるのかなァ」と考えているという。
まあいいじゃないですか、西洋彫刻なんかとは全く違いますわけだけど(お肌つるつる)、なにを模しているかはわかるわけで、それさえわかればある意味充分じゃないですか。ところで12万体30年、と聞いて計算機使ってたモデュロール兄の気持ちはすげぇよくわかりますが、もしかして数えてないんじゃないかなーと(一日換算で10体くらい)。
だって数えるだけで一苦労じゃんな!
あっちに行きこっちに行き、北海道に行って返って来たら人外魔境な影響が。
アイヌの人たちの信仰に触れたんじゃないかとのことですが、仏教なんですか? そもそも修験道って人里だと珍しいと思うんですが、そんなことどうでも良かったんでしょうか。
どうでも良かったんだろうな。
この回は、あ・うんの仁王像を作る時に出てきた破片から作られたという千面観音。
うっわ、大胆な彫り方してんなぁ、拳大の破片があんなに出んのかよww