『爆問学問』#29 カール・ベッカー(宗教学)

“人生を振りかえる 夜”まあ要するに「人間は意味を求める生き物なんだよー」というところで全てなんではないでしょうか、カール先生はわりと宗教のシンプルな側面を信じていて、太田さんなんかはかなり懐疑的というか宗教のマイナスの面に興味があるのかなぁ、ということをなんとなく思うんですが。
宗教者への攻撃、というのは良いことだとは思わないんですが(なんでその属してる全体の悪を背負わないとならないねん、という意味合いで)(日本人だからって日本の罪全部に責任は感じないっす、一部の特殊な件以外は嫌だよ)、まあ、宗教への懐疑って宗教の持つ役目の一つじゃないかしら、当人は否定しそうですが。
そして太田さんも公式サイトの感想で言ってますが、私も比較宗教学のような学者さんを想定してました、アメリカ人と聞いて私は「イギリスっぽい」と言ったら「ユダヤ系っぽくない?」と母上が、ああ、あの人たちも意外とその辺自由なんだよね。
(責任を負わなきゃいけない人には厳しいけど、実は宗教自体はそんなでもない。)


で、語っていたことは未来に興味がある? とか、自分の死の瞬間ってものを考えることで生きることを考える、とか至極普通っていうか宗教離れが著しいって言われてる日本人ってわりと自然にこういうこと考えがちなんじゃないでしょうか。
そして未来に興味ない、といつもの調子で答えた太田さんに「がっかり」ってw
そういや、あんまり直球で物言われたことないんじゃないでしょうか、普段ずけずけ言ってそのままフォローも考えてないようなところがあるんですが、うーん、それでもまあ、自分が影響力を持って与えた人たちの子孫がどうなるかな、ということくらいは考えるのかも、とうん、まあ、そんな程度でも、ちょっとくらいは考えるのが自然なのかもね。