『爆問学問』#33 桐生正幸(犯罪心理学)

“プロファイリングによると…”、もともと比較的、フィクションでの描かれ方が忠実だ、と言われているというのは知っていたんですが、単に忠実でもレベルが高いとか格好いいとかの意味じゃあるまいなw とは思わないでもないんですが。
プロファイリングという「捜査方法」がそもそも現代の犯罪である快楽連続殺人に対応するために作られたという経緯がある以上、それほど改変する必要がないというのはそれほど不思議なことではないのかもしれません。
ちゅーか、この回の一番最後に言い出してた、お笑い芸人の芸と単語の関連の話ですが、あれ、「いや、好きですが」という答えが返った段階で当たりだよねー、知らなかったら外れっていうか負け、無意識の影響に括られることではないかな。
とはいえ、その結論って騙し撃ちというか納得できない人も多く。
そう言われる=後付けやこじつけと思われがちなので、あの後、撮影が終わったあとも特に弁明のようなことはしなかったのではないかな。んで同じようにプロファイリング自体も「当てずっぽう」だと思われることも少なくはないようですよ。


そして実際、マスコミ見てると変な推論立ててる人もおりますわけで。
昔あった“酒木薔薇事件”、中学生男子が小学生の首を切って校門の前に置き、犯行予告文を送った時、テレビの有識者らはほとんど教育水準の高い年齢が上の犯人だ、と言っていたのですが、太田さんのみならずオタク連中は結構それに懐疑的だったりしたよね、借り物じゃん、と(この回の先生はそうだよね、頷いておられましたともw)。
しかしまあ、技術的なことは生活時間とかの具体的なことくらいでほとんど語られなかったのでちょっとその辺は残念でしたかも。