「小田急の駅 今昔・昭和の面影」生方良雄

それぞれのページに少し不思議な形の記号? とかビルの略図のような影があったので一体なんだろうこれ? とちょっと思っていたんですが、読み進んでいってみるとなんでも小田急は駅ごとで切符に入れる改札のハサミが違ったらしく、正直、複数種を使い別けているところはあったけれど、結構な駅数があった小田急のような例はなかったんじゃないかなー、と著者さんにも言われていたのですが、実にそう思います、誰が気付いたわかんないけどなんか可愛い拘りだなww
昭和2年に開業した小田原急行電鉄(開業時)は現在小田急が正式社名、その辺のところが特に語られていた、というわけでもないんですが、比較的後発の鉄道だからなのかなぁ、わりとよく関りのある他私鉄に関しての記述が多いよな、という印象が。
個人的にちょっとだけ気になったのが、メトロ千代田線との乗り入れ駅である代々木上原駅の乗降者数をなんの断りもなく「下北沢駅より多い」と表現していたことくらいでしょうか、いやこの本読む人は知ってるんだろうけども。
京王・井の頭線については当然書いてあったんですけどねー、今でも駅を共同管理してるとか(半々というのはわりと珍しいケースみたいです)、別に略しても不思議はないんですけども、他のところ見てると書いてあっても良さそうな気はね。
要するにぶっちゃけて渋谷行き短絡線です、下北沢から渋谷で120円w


んーと、あとは林間都市計画は断念したっぽいとか(都市の名前が駅から消えました)、箱根登山鉄道江ノ電が戦後に資本関係生じましたとか、なんとなく江ノ電に嫌われてるような気がしたけど、、、気のせいかな? なんか逃げられてたような??
基本的に長い分いろんな土地があって面白いですよね、きちんと地元を尊重してるしな。