『野生の楽園』#22 ビッグ・サー:カリフォルニアの大自然

カリフォルニアコンドル−Wikipedia
アメリカ西海岸に150キロも続くのだという海岸線“ビッグ・サー”。
深ーい海峡と寒流が合わさったために非常に豊富な魚介類が存在し、その恵みにあやかろうとなんでも100万羽、130種くらいの鳥がいるそうでw 主にこの番組では乱獲や農薬散布によってかつて減少してしまったラッコやゾウアザラシ、カリフォルニアコンドル(固有種だそうです、渡りをしないんだね)、ハヤブサなどが紹介されていました。
一番環境を謳歌していたのはラッコかなぁ、ジャイアント・ケルプ(海草の一種)の森でアワビを食ったりウニを獲ったり以下にイワシにイガイにカニって普通に羨ましい、夜はくるくると大きなケルプを身体に巻きつけ、4分間の潜水に耐え、鵜にたまには餌を盗られるかもしれませんが、もともと3〜4時間くらいしか狩りをしないそうですよ。
カッショクペリカンはメキシコから、ハイイロミズナギドリは南極海から渡り。
ラッコは毛皮目当ての乱獲、ゾウアザラシは体内の良質な油のため。
鳥類は農薬散布によって餌が汚染されて減ってしまい、しかし、今はその諸条件は取り払われたよ、カリフォルニアコンドルは一度完全管理に置かれたものの、今は順調に復活してきてるよー、というのはなによりなんですが。なんか食用目的以外って乱暴だよなぁ。


地上に戻るとセコイヤとカシの古い森があり、栄養分の多い雪解け水が川に流れ込み。
イヌワシは獲物を狙い。ヤグルマギクが咲き、ドングリキツツキが木の幹にドングリを溜め込み(穴いっぱいで怖いw)、カワガラスは血液に酸素を溜め込んでニジマスを狙って潜水を。番組の最後はアラスカで発生した嵐と、上手く逃げるラッコ、波に巻き込まれて沈むアザラシの姿だったんですがエルニーニョの頻発も人のせいって言われてるよね。