旅ch「ちょっと贅沢!欧州列車旅行」#1 伝統と芸術の都・ウィーン

今なお、ハプスブルク家の面影を色濃く残す、、、というよりひょっとしてなんだかんだと商魂逞しい? と思わず首を傾げてしまったんですが、“世界一の美貌”を謳われたエリーザベト(エリザベートじゃないんだ;)、通称シシィの包装をしてるお菓子やって一体何店舗くらいあるのかな? とか、≪スペイン乗馬学校≫はエリートを嘱望されている、と言われてはいたものの観光客に練習風景を公開、そもそも王家の由緒ある学校だというのにサイトがあるのか、とちょっぴり残念な気持ちにも。
他に名前が出てきていたのがシシィの旦那(すみません、順序が逆ですね)、というか最後の皇帝と言われたフランツ・ヨーゼフに、女性であったために帝位を認められなかったにも関わらず、むしろ国を発展させたやり手のマリア・テレジアくらい。
日本人の身としてはそのくらいが名前を知ってる限界なんですが、土地の人にとってはもっといろいろあるのかなぁ、ハプスブルク家ってかなり長いですよね。
あ、あとかつての王宮御用達だというお菓子も、今では日本からでも購入が可能になっているようですし。そうそう、ハプスブルク家が技術支援をしたのだという特別な「プチ・ポワン」もばっちりと伝統芸能として稼いでいるようですよ。
(もちろん、不当に高いとか言いませんよ、あの手間には順当な値段かと。)


うん、全体的に上品なんですが、やっぱりしっかりしている気がw
かつて欧州を制し、フランツ・ヨーゼフの時代にWW1に発展、崩壊したハプスブルク家とともに発展したオーストリア。ウィーンの都にもかつての活気があるわけでもなく、けれど美しい建物や文化はそのまま残っているわけですか。
彼らにとってはいいお殿様だったのかなぁ、なんとなく不思議なんですが。