『ATARU』mission 7

主任(て蛯名嬢が呼ぶものでつい)の過去話、と言っても実は「福留班長が犯人確保寸前に逃げた」って出てきたのは確かせいぜい前の回なんじゃないかと思うんですが、とはいえ、前から鑑識と交通課との謎の付き合いがあるよねって辺りで事情があるのではないのか、というのは示していたような気もするかなぁ。
現役警官が非番中とはいえ2発の銃声を聞き、身体から30センチ離れたところから撃たれた硝煙反応が出ているにも関わらず、露骨に現場が偽装されて自殺だ! と言い張られるという不思議な事態に陥ったんですが。
蛯名ちゃんはよくわからなかったみたいですが、警官殺しは本来大々的に捜査されるものであって、それが逃亡した警官であっても隠蔽するようなことでもない。
現場で「福留班長」に出会ってはいたのでその関係か、と考えてもやっぱり釈然としない。
もっと隠されるようななにかがあるのではないか、そして過去、現場から唐突に消えてしまった福留班長には一体どんな理由が、という流れになるのですが。


なんていうんだろうね、説明されてしまうと全ての答えは最初から目の前にあったというか、かつて下っ端だった主任にはわからなくて当然だったのかなぁ、でも今聞いたらわかるよなぁ、染みるよなぁ、と思えないでもないんだよね。
むしろ巨悪の存在があるのではないかって発想だって当人たちを追い詰めた側に近い気がしないでもない、逮捕劇とかシンプルに面白かったんだけどね。
小ネタとかちまっとこの回には挿入されていたのですが(離婚したおじいちゃん結局謝ることにしたのかw)、内容が内容だからか、ほとんどふざけたところはなかったな。
この人たちのあとどうなったんでしょうね、なんかの救いはあったのかな…。