『サイエンスZERO』46億年目の逆転!「奇跡の糖が人類を救う」

糖というものがそもそも「ブドウ糖」だけではなくてね、というのはわりと知られてると思うのですが、ただ正直、例えば代替糖が一体なんぞやと聞かれるとどうもわからない。その説明に取り掛かるためにまず原始地球で、というのもびっくりしたのですが、そこで最初にマグマの中で登場したのが「ホルムアルデヒド」でね、と言われてえええっ、あのシックハウス症候群の?! と驚いてしまったんですが、番組内では流されてました。

そっか、ホルムアルデヒドがなにかご存知なんだろうな、あの人たち。

ホルモースの中にもともと数々の糖が存在していたものの、結合して大きなエネルギー源となるブドウ糖がほとんどの生物によって使われるようになって他の糖が駆逐され、この回のテーマになっていた希少糖の一つ、プシーコースなどはごくわずかな植物の中で生き残ったものの、そのまま絶滅してしまった糖も少なくないとか。

アシスタントのお嬢さんも言ってましたが、本当に生き物みたいだよなぁ。

このプシコースはブドウ糖は化学式が同一で構造が酷似しているために受容体に嵌まり、ブドウ糖の吸収を押えるんだよ、という人類の救世主みたいな存在らしいです。

 

ガンの抑制を押える希少糖も出てきてたけど、あれの仕組みはどうなんだろうね、てか、プシコースそのものは自然界にはほとんど存在しないものの(なんか他の植物の生育を阻害するために使ってる植物がいましたが、糖の塊がべったり葉っぱに出てるのがすごい)、他の糖に手を加えると簡単に作ることも出来るんだとか。

あれなんだっけ、酵素を加えることでだっけ、なんか縁がないジャンルなんで聞いててもさっぱり覚えられないんですよね…。ただ、セルロース(これももともと糖の一種ですね多糖体だっけ)などの代替糖みたいに健康障害が報告されたりしないのかな、わからん。