『週刊 東洋経済』2014年6月14日号「IPO&新興市場を勝ち抜け」

週刊 東洋経済 2014年6/14号

週刊 東洋経済 2014年6/14号

 

 

IPOというのは新規上場銘柄のことらしいんですが、NISA特集なんかでもよく見る、というか新規上場というだけで無条件に注目されるらしく、人気が非常に高いので申し込み数を多くしたら「偶然」割り当てられることがあるかもしれない。
上場開始されたら高値が付くのですぐに売り抜け、その時点で所持を決めても元値よりも確実に落ちるので、一旦売ってまた株価が落ち着いた時点での再取得がお勧め。という。
正直、全てがこのパターンを辿るらしいのであまり問題視はされていなかったんですが、傍目から見るとちょっとなんだかなぁ…というのが正直なところかも。
で、あくまでも株式公開というのは企業に資金を得るための手段なのである程度以上上がっても企業に対しての見返りがないため、上にも下にもある程度の予防措置みたいなものが設けられているみたいですね。まあ、全体的に必要悪みたいなものなのかなぁ。
株式市場は美人予想コンテストに例えられていることがたまにあるんですが、自分が特に思い入れがなくても皆が飛び付くだろう条件の企業が高値になり、半端に勉強していると思い入れで手を引けなくなる、どこが底なのかどこが頂上なのか見極められない、ということが語られていたんですが、まあ、底だの頂上だのは「底打ってから」「頂上から落ちてから」その時点ではっきりするのでそこで行動するのが素人には吉よね、という前に見たアナリストの助言が一番だという気もするなぁ。てか個人投資家結構多いのね日本。

特集外だとサムソンの後継者争いと、経営建て直しの記事があったんですが、なんというかこう、欧米型企業にはないよなぁ、というのが素直な感慨でしょうかww
安かろう悪かろうの二流の品質ではなくまず品質を上げる、後継者への相続で揉める、とか、日本でしか見たことないけど、ちょっと昔ですかね。しかし二世たち有能そうな…。