「熊野大神-蘇りの聖地と神々のちから」イチから知りたい日本の神さま1、加藤隆久・監修

多分熊野三山と呼ぶのが一番妥当だと思うのだけれども(昔熊野古道に惹かれて本を読んだことがありますが挫折!)(ここで語られてる参道の類だと思うんですが、しかしこれ、どこからどこにつながっている道なのか)、まず熊野速玉大社と熊野那智大社熊野本宮大社という三つの中心となる神社があって、別の本で読んだ限りではルーツはそれぞれ別らしく、その上、まず筆頭になっている「速玉大神」というのが詳細不明、と言われるとこの時点で若干本を投げたくなってくるんですが、読みは「すさたま」なのでスサノオの関係じゃないのかなぁ、とか、玉は魂とも書き、エネルギーってことだよね、とかいろいろ。
結びと玉の信仰というのも、そこまではわかったんですが、それぞれがなにを示しているのかは諸説あるようで、わからん。
それとあと、この地は修験道の影響が濃いらしく、神仏習合の総本山(神と仏のどちらが偉いとか、さもしいことは言わないで欲しいな、と言われてましたが同感)のような存在でもあるらしくて、どっからどこまでがなんなのかがここまで書いてきてわからない。
というか、この三山、仲いいんですよね、寄り添ってるというか。
そしてこの地には本当に力があるんだよね、と言われたら、そうですね、私もこれだけ教えみたいな部分が混乱していても、それでも手付かずに残ってる部分でむしろただごとではないのかもなぁとか、なにを祈ろうか、と昇ってきた人がぽかん、とその考えたことを全部忘れてしまうとか、うーん、その経験が稀有って言われたらそんな気もするよな。

とりあえず、今の頭の中ではとある時期の宗教のワンダーランド(湯屋もあるらしく、そういう意味で箱根七湯も関係あるのだとか)とだけ理解して、あんまり考え込まないつもりです。出雲との対象性だの上総や武蔵との関係ってなんだよ手広いなww