『爆問学問』sp. 爆笑問題×京大 独創力!

多分こう「京大生は独創的だとか言われてるけど、本当にそうかぁ?」というようなノリが期待されていたのではないかなとは思ったんですが(そして別にそんな意地悪な意図だけでもなく、そこでもう一度そういう結論が出てもそれはそれで良しだったんではないかなと)、ものすごくあっという間に話はそこを離れ。
独創力というものはなにか、とか、本物の独創力は本当に守れるのかとか。
そもそも独創力って本当にいいものなのか?! という問いを出したのはなんと学生でした、しかも彼は独創的であろうとはしていない派の人だそうです、つーか、叩き売っても有り余ってるから追求していないという意味ですか一体。
確かに京大を代表する(一部違うらしいし、中国古典っていう一番お堅い人がやたら柔軟だったり、ゴリラとかスキンヘッドとかいましたがw)教授たちとの対話ではありましたが、そしてそこで揉めはしましたが、人類普遍の内容になってたよねぇ。
そうでなければ完全に個人特化した、あくまであの教授が、という話に。
京大が意外とやらかしてることを太田さんに追求して欲しかったな、とにやりと笑っていた過去登場の先生はおられましたが、これはこれで面白かったような気もします。超満員だった甲斐は十分にあったよね、あの内容(正直東大より面白かった)。


太田さんは独創力ってそこにしかないんだから、正しかろうが間違ってようがなきゃ進化しない、というような考え方でもって、果たしてそれを本当に認める能力が古い世代の人間にあるのかな、ということをずっと問いかけていたわけなのですが。
そこで京大教授に、ではなく人類へと話をズラしてしまうのはスケールの大きさなのかそれとも天然のなせる業なのか彼のずっと心に掛けていることなのか。