近代以前戦記

「日本名刀物語」佐藤寒山

アマゾン.comの登録が佐藤貫一になっていたんですが、うーん、こっちでも正しいみたいですね。結構古い人なのでそこまで面倒でもないんだけど情報分散するよなぁこれ、図書館にはどっちで登録されてるのか入った版で違ってきそうだなぁ。で、大雑把に昭…

「城が見た合戦史―天下統一の野望をかけた城をめぐる攻防」二木謙一・監修

正直なところ城が知りたいという目的で手に取った本だったのでそういう意味だけで言えばだいぶ肩透かしだったものの、城そのものの現存や規模ではなく「城にまつわる大きな攻防戦」のみに絞って時代順に並べ、その順番に人物を説明してくれてるってのはだい…

「騎兵と歩兵の中世史」歴史文化ライブラリー184、近藤好和

そういやいまいち中世という時代がピンと来てなかったんですが、あああれか、いわゆる律令制の成立くらいからになるのかな? 防人とその派遣先だった九州の大宰府(大雑把に対大陸の入り口で当然防衛拠点にも)くらいしかある程度なり把握しているとは言い難…

「日本刀名工伝」福永酔剣

同ジャンルの日本刀の本で5冊目、明らかに順番を間違えた気がします辛かった、あれです、正宗に銘がないってのは最近ぽちぽち聞いてたんだけど(さすがにあれは有名だし)、そもそも正宗って誰よ、とりあえず3人はいるんだけどもあとが不明とか、そもそも…

「弓矢と刀剣-中世合戦の実像」歴史文化ライブラリー20、近藤好和

中世の戦闘風景というのはどうも軍記物に頼るしかないというのが現状で、その軍記物にしてからが成立がかなりあとのはず、ともなると当時の実際の戦闘風景はある程度推測するしかない、というのが実情らしいものの「刀と弓矢はいつの時代にしたところで並存…

「日本刀ハンドブック」目の眼ハンドブック、杉浦良幸

とりあえず同ジャンル3冊目、本が「帽子」から始まっていたので(切っ先の辺りにある波紋、なんだろう、刃が段になっているというか折り返してるというか、多分見たことはあるんですけども文章にするの無理)、これは実用品でなにか切る時に必要なのかそれ…

「日本刀-日本の技と美と魂」小笠原信夫

ジャンル2冊め、あれです、擬人化ゲームから手を取りました(カムアウト)、が、ゲームしてなかったら多分読めなかったんだけどこれマジ!! あれですね、素人は巻末の引用を先にざっと読みながらがいいと思います、それでもややこしいけど。要するに今ある…

「名刀と日本人-刀がつなぐ日本史」渡邉妙子

そもそも日本刀とはなんぞや、というところも少しは語られているのですが、鋼を鍛える話をしたらそのまま折々に贈られる日本刀、という区分になって、だいたいの話は戦国武将と名刀みたいな話だったかなぁ。まあ、ちょっと読んだきっかけがありまして、すみ…