「歴史に好奇心」明治サイエンス事件帳 #2 千里眼事件 闇に消えた超能力

大雑把なところを知っているのは毎度のことではあるのですが、もう少しこうなんというか「暴かれて」終わったものだと勘違いしていました、そうか、もともとの被験者が立て続けに亡くなってしまったことで頓挫してしまったのか。。。
いや、だから正しい、というつもりはないし、そもそもこの番組の趣旨はそれが大規模で騒がれたこと、というか、科学的な実験対象になりマスコミで連日騒ぎ立てるような状態になったことが主題だと思いますし。


明治期、“千里眼”を持つのだ、という少女が現れ。
そして続いて出てきた幾人かの同じ能力を持つという人間たちが現れ、そしてそれは科学者の目に留まり、彼の立会いの元で実験が行われることになるのですが、これが毎回同じ結果にならない、という微妙なことになってしまっていたこともあり、糾弾されるようなことにもなってしまったそうなんですが。
ぶっちゃけて、超能力研究って今でもあります、念動力なんてのはかなり存在が怪しいものの、もう精神系の能力だけ切り離して認めてしまったらどうか、なんてことも言われているらしく、んにゃ、その真偽は私にはさっぱりとわかりませんが。
研究があって継続されている、というのは事実みたいですよ。その意図や目的や媒体(聞いた中では軍部でしたが)も知ったこっちゃありませんが。


認めなかった人間だけがヒステリーと言ってるわけでなく(死なせるこたぁない)。
結論ありきで向き合おうとした最初の教授にしても褒められたものでもなく、冷静ではなかったと思うのですが。それも仕方ない時代の流れなのでしょうか。