東京史

『東京人』2007年10月号「後藤新平 東京をデザインした男」

後藤新平というと大正12年の関東大震災ののちに“大風呂敷”な復興計画を立てて失脚して、のちに彼の計画の断片だけが実行されていたんだよ、というところまでがわりと一気に語られているのを何度も聞いているのですが。 計画の詳細を語らないからやたらと巨…

『東京人』2010年03月号「江戸吉原 part2」

このちょっと前に読んでいたのですが2007年の同じ3月号に同じ「江戸吉原」の特集の第1弾があって、その3年後に第2弾を出せる『東京人』ってなんかすごいなw もちろん前の特集を読んでなきゃわからないってことは全然ないんですが。 まあなんという…

『東京人』2007年08月号「東京の橋100選」

まあ100個も選んじゃうと仕方ないような気もしないでもないんですが、全部写真ないんかよ! というのが正直なところなんですが、どっちかというと川や周辺の土地や来歴なんかに興味がある側の人間なので(でも『東京人』を手に取る人はどっちかというとそ…

「江戸東京・街の履歴書1−番町・九段・麹町あたり」班目文雄

シリーズの1冊目で前に新宿とか四谷辺りの本(「新宿西口・東口・四谷あたり」でサブタイトルですw)を読んだ時は結構面白かったんですが、ていうか他の巻が「銀座・有楽町・築地あたり」と「浅草・上野・谷中あたり」ってなんか最初だけやけに地味じゃな…

『東京人』2007年03月号「江戸吉原」

吉原という江戸に存在した花街のこと自体は知らない人もいないと思うのですが、元は日本橋のところにありまして(なんでも申請から15年ほど掛かったそうですよ)、それがふと気付いたら居住地域そのものが拡張してしまって街のど真ん中に。 さすがに都合が…

「関東大震災を歩く: 現代に生きる災害の記憶」武村雅之

大雑把に山手線の外側、23区外の西側に住んでいるので、私の家の近く、というと寺院が移転して来た話(ところでもう誰が移転を決めたのかが曖昧になってるんですね、住職さん同士の関係と東京市の推奨の分しか判明してなかったようなw)とか、震災後のデ…

「江戸・東京を造った人々(1 都市のプランナーたち」『東京人』編集室

そもそも江戸という地名は一体いつからどうして使われたのか、という話や、江戸城で地味に知られている太田道灌。まあさすがに誰でも心当たりのある徳川幕府がこの地にどのようにしてやってきたのだとか、正直庶民が来たがらなかったのでなんとか呼び寄せよ…

「地図で見る新宿区の移り変わり 四谷編」東京都新宿区教育委員会

ええと、昭和58年の発行でとりあえず615p、サイズはA5ですかねこれ、普通のカバンでは入りませんので図書館などに頼む場合は(東京近郊だとあるんじゃないでしょうか所蔵、正直この貴重な本はどう考えても処分されないと思うw)、若干気を付けまし…

『チェイシング・タイム』#13 東京

東京−Wikipedia まあ調べるまでもなく公用語の指定なし(公用語と事実上の公用語が違う国もありますが、多分指定してもしなくても変わらんよな)、日本語のみが通用し、簡単な英会話が出来る人はぽちぽちいるもののテンポが速く、通り過ぎる人も多…