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建築/輸送

『日本の美術197 平安建築』工藤圭章・編

前に古代建築の本を読んでいたことがあるのですが(すごく大雑把に鎌倉時代からが中世確定、平安時代は多分ですが院政の頃くらいから中世に入れられていたりいなかったり、というところじゃないのかな)、まあ要するに寺の本です。現品が比較的古式の形で残…

「廃城をゆく」イカロスMOOK

平成22年の刊行(最近平成表記減ってるよねぇ、昭和期だと多いです)、なのでえーと、6年くらい前、城マニアという人たちがすでにいらして、ただこの本の中で取り上げられていた竹田城はまだ特に知られてはいなくて、なんでもその中にさらに観光地化され…

「〔江戸-東京〕河岸綺譚」INAX album.16、榧野八束

日本橋の界隈には水路が縦横無尽に通っていて、それこそ升目ごとというような勢いで橋が架かっているような地図を見たことがあったんですが(微妙にどの橋にどこの住人という意識があったらしいみたいな本も読んだことあるなw)、その時代にあったという河…

「食と建築土木」後藤治/二村悟

ここに出てくる建築物はだいたい農作業の合間や、漁師の換金用や保存用のためなどに食品を加工するためのスペースだったりとか、お茶っ葉を覆うための空間を自然物で作ったりとか、まあ正直なところ現代になってどんどん数を減らしていって、それこそこの本…

「建築探偵の冒険 東京篇」藤森照信

建築探偵の冒険〈東京篇〉 (ちくま文庫) 作者: 藤森照信 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 1989/12 メディア: 文庫 購入: 7人 クリック: 55回 この商品を含むブログ (19件) を見る すごく正直に言うと著者さんと建築にまつわる人との会話がところどころに…

「土木をゆく」イカロス・ムック

土木をゆく (イカロス・ムック) 出版社/メーカー: イカロス出版 発売日: 2013/09/09 メディア: ムック この商品を含むブログ (1件) を見る 2013年10月の刊行なのでわりと最近か、東横線の地下化工事が出てたのでそれほど古くはないとは思っていたんで…

「建築探偵 奇想天外」藤森照信・文/増田彰久・写真

建築探偵奇想天外 (朝日文庫) 作者: 藤森照信,増田彰久 出版社/メーカー: 朝日新聞社 発売日: 1997/04 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 7回 この商品を含むブログ (10件) を見る 日本のキリスト教会はまあ転用したものでない限り基本洋風建築(擬洋式は…

「木造建築を見直す」坂本功

読み始めて一番印象的だったのが阪神淡路沖大震災の時に、木造建築に関わる人々がごく自然に災害地に集結し、そこで実地調査をしていた、ということが語られていたものの、それが普段から当たり前としていたことだった、と言われても、なんでそんな普段から…

「建築探偵の冒険 東京篇」藤森照信

建築探偵の冒険〈東京篇〉 (ちくま文庫) 作者: 藤森照信 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 1989/12 メディア: 文庫 購入: 7人 クリック: 55回 この商品を含むブログ (18件) を見る すごく正直に言うと著者さんと建築にまつわる人との会話がところどころに…

『地球ドラマチック』奇跡の建築 アヤ・ソフィア-耐震構造の秘密

この回を見ていてどうも話があちこちに飛ぶせいなのか集中力が途切れ、何度も録画を見直す嵌めになったんですが(最終的に家事をやりながら見たよ!)、あれですね、よく考えたらもともとコンスタンティノープルの象徴として建てられたものの十字軍の「寄り…

『美の巨人たち』フランク・ロイド・ライト「自由学園明日館」

帝国ホテルを設計した、というところまでは大概有名であろうものの、それ以外のところはほとんど知られていない人物ではないかと思うんですが(帝国ホテル作った時点でそこまで建築家としての地盤が磐石じゃなかったらしくて、関東大震災の時に壊れてるかど…

「建設-建設と産業」図説・日本の産業17、黒川弘/松岡勝博

大雑把に竪穴式住居から始まって(それより前は洞窟に住んでいたって言われているよ)、建築様式と建築技術のそれぞれの流れを語り、交通インフラなどの都市形成にも触れて、災害用対策も行って、多摩ニュータウンなどの住宅地を語り、団地のページで終了、…

『美の巨人たち』ウィリアム・モリス「レッド・ハウス」

アーツアンドクラフツとモリス商会は確か産業革命と連動した人間性の回帰として語られていたような記憶なんですが、この回で出てきた「世界一美しい家」レッド・ハウスや各人の人生までは知らなかったもので、いささか変わった学生の集団として出会いと、そ…

『美の巨人たち』建築シリーズ 丹下健三「東京カテドラル聖マリア大聖堂」

丹下健三というと、極めて個人的に新・旧都庁を建てた人で大阪万博で“太陽の塔”にぶち破られた土台部分を作っている人、という若干残念なイメージの人なんですが。正直言うとちょっと苦手なんですよね、ただ、彼が悪いというより、多分私が漠然と苦手なもの…

『美の巨人たち』建築シリーズ 布田保之助「通潤橋」

正直この回で出てきたアーチ橋というのが、一体どういうルーツで出来たのかがわからなくてとりあえずこの通潤橋というのを(おおお、一発変換した!)、検索してみたんですが、嘉永7年ってのは日米和親条約の年なんですね。 番組の中で語られていたように「…

『美の巨人たち』建築シリーズ「金龍山 浅草寺」

正直私、あんまり浅草寺って好きじゃなくて、むしろ雷門が好きなんですよ、で、なんでそう感じるのかよくわからなかったんですが、そっか、本堂と宝蔵門は飛鳥時代のゆったりとした建築方式で作られてたんですね。雷門は江戸の頃の建築様式で(ちょっと派手…

『美の巨人たち』建築シリーズ 徳川家康「名古屋城」

そういえば私は愛知出身なんですが(市町村合併で故郷なくなりましたのよ)、「尾張名古屋は城で持つ」の意味をよく知らなかったので調べてみたんですが、『伊勢音頭』って歌の冒頭部分の歌詞なんですね、よく意味がわかりませんとか言われてますが多分この…

『金とく』探検!昭和の大建築 黒部ダム50周年

黒部ダム、と言われると出てくるのが『黒部の太陽』なんですが白黒のほとんどドキュメンタリーみたいなお堅い形式で、有名ですけど、見たことある人あんまりいないんじゃないかなぁ、私もないですね、でも、多分知ってる人は無茶苦茶多いと思うんだよね。 と…

『探検バクモン』超巨大船をつくれ!

とりあえず大きな鉄板が登場した辺りで、「こんなに大きな鉄板を作れるのは日本だけなんですよ、韓国や中国には無理です」という言い回しに、うん、東アジア以外はどうなんや、ということをふと考えたんですが(追いつかれるけど追い抜かされることはない、…

『マリン・マシーン』#13 基地

基本的にこの回では「海中生活都市」の構想が語られていたんですが、そもそも私たちは長時間の潜水、ダイビングを行うと身体の中の血液に窒素が溜まり、急激に上昇することで窒素が気泡となり血管を詰まらせてしまうとさんざん説明されてきたのですが。 現時…

『マリン・マシーン』#12 戦争

戦争そのものというより、まあ概ね新兵器や組織の案内だったのですが。 というか、どんなにアメリカが物量作戦でやってきても(ゴジラかなんかと戦うつもりなのか一体?)、最終的にイギリスのトライトン(三胴実験船トライトン−GoogleEarth)が…

『マリン・マシーン』#11 掘削

スコットランドはグラスコー川の“ウォーター・ウィッチ”の可愛らしさと(見た目っていうかコンセプト)、アメリカは東海岸の、、、どこだっけ? “J・P・ボアソー”の大味具合が(でも自力で歩くんだよ!)最高潮ではないかと思うんですが。 基本的にアレで…

『マリン・マシーン』#10 ハリウッド

別にハリウッドだけに限定された話というわけでもなかったみたいなんですが、水中撮影がそもそもお金の掛かるもの、という大前提があるもので、どうしてもハリウッドがメインにならざるを得ないってところなんでしょうか。 まあ、それでも海洋学者さんが水中…

『マリン・マシーン』#9 ウェポン

ところでイギリス軍は一体なんでまた第二次世界大戦のあとに、まあ、そこを責めてるわけじゃないんですが自分とこの近海に兵器捨てたりしてたんですか。関係ないところというのなら(感心はしませんが)まだわからないでもないんですが。あと、アメリカ軍は…

『マリン・マシーン』#8 レスキュー

荒海に飛び出して行く専用の救助船はなんでも時速55km、転覆しても8秒で起き上がり、水に濡れることもない特別な服を身に着けた隊員たちはフックで身体の一部を船に括りつけていてたとえ転覆しても大丈夫なのだという、アメリカの沿岸救助隊(所属どこ…

『マリン・マシーン』#7 ダイビング

単純に器を引っくり返して空気を溜めることをどうも“ダイビング・ベル”と呼ぶようなのですが(実際にやったのか、説明のためなのか、ホントに鐘のイラストでしたが)、そこにポンプで空気を送り込んだのがその次段階。 そしてボンベに圧縮された空気を吸うよ…

『マリン・マシーン』#6 パワー

まあ要するに「自然のエネルギーは無限で無料で利用できるけど、それを取り出すには莫大な設備と大変な維持が必要なんだよね」でほとんど全てが説明できるのではないかしら、と思うんですが、カナダでは最大の干潮の差16mを利用したダムによる水力発電。 …

『マリン・マシーン』#5 ワーク

水中の仕事全般、というよりは(今までの回だって全部お仕事だもんね)、職業ダイバーさんの回という感じだったわけですが。数ヶ月単位で圧力室で暮らす特別なダイバーがいるんだよ、というのに芯からびっくりしました、、、ダイバーの圧力室ごと船で運び、…

『マリン・マシーン』#4 スピード

現在のほとんどの漁船、運航船(客船、軍艦、要するにオールラウンド)の主流であるという“排水型”というのがよくわからなかったんですが、要するにその使用エネルギーの大部分を「水の抵抗」に対して使っているのだという理解でいいんでしょうか。 なにせ密…

『マリン・マシーン』#3 ステルス

ちゅーかこら、そこのスカンジビアナ半島、外海が戦闘地域でなくなったと考えている、というのはわからんでもない話なんですが、特に永世中立国であるはずの(そうでなくても北欧は平和意識が高いはず)スウェーデンがなんにステルス艦を使うのか。 ノルウェ…

『マリン・マシーン』#2 深海

基本的に潜水の技術はガラスの鉢に空気を溜めて行なわれたものが始まりなのだそうですが(アレクサンダー大王がやったんだって、海に領土でも広げようとしたの?)(違います)、その後、ホースで空気を送り込み、ボンベへと進化したところで問題となったの…

『マリン・マシーン』#1 アイス

えー、なによりも、まことに申し訳ありませんでした、というか氷河舐めてました、「氷河砕くより、避けたらいいんじゃないのかな?」とか思ってすみませんでした、爆弾使っていたのを見て特にそう思った、というのだけはそう勘違いでもなかったんですが。 (…

「イタリア・ロマネスクへの旅」池田健二

同著者さんによる『フランス・ロマネスクの旅』姉妹本、というよりも、フランス版を出したのちにむしろ読者からの要望によって書かれた、という本で、ある意味正しく姉と妹の関係のようなものなのかもしれないんですが。 そのため、この本自体はこの著者さん…

「インダス河の開発−パキスタンの水と農業」小林英治

インドから宗教を理由としてぼっこん、と独立して出たもので(東インドって呼ばれてたのパキスタンかなぁ?)、しばらく川の流れを止めるだなんだ、ということで揉めてしまっていたようですが、インド→パキスタンって水路があるんですか、というかわりと一般…

「図説 ロマネスクの教会堂」辻本敬子,ダーリング益代

この、ロマネスク、という言葉自体が“ローマ式の復興”というような意味があるようですが、個人的には説明を聞いている限りは、技術がほとんど全て失われた後、また一から自分たちで作り上げていったような気もするなぁ、という中世ヨーロッパ初期の話。 とり…

『デンジャラス・ジョブ』#2 ビル破壊専門家

ちゅーか、最初の30分が『ダイナマイト・プロフェッショナル』#2 ロンドンのほうですでに1時間バージョンで見ていたものでちょいと心配していたのですが、続いて沿岸の鉄塔4機、最後が煙突三本で(四本だっけか?)一番難易度が高いのが最後の煙突なのだ…

『仕事学のすすめ』安藤忠雄「自ら仕事を創造せよ」#4 仕事は一人では出来ない

現在安藤さんの仕事の7割が海外、と聞いて、ああ、新進気鋭の方だとわりとよくあるパターン…と思ったらよく考えたらキャリアは日本で積んでるはず、と思ったら万国博覧会だったのですか、1992年のスペイン南部アンダルシア州のセルビア万博で日本館を作…

『仕事学のすすめ』安藤忠雄「自ら仕事を創造せよ」#3 人間関係が仕事をつくる

もともと表参道ヒルズの全面螺旋状構造が気になってまして、いくら坂になっているからといってどうしてあんな造りにしたのかなぁ、ということが知りたくて見ていたのですが、どうもそっちは安藤さんにとってあんまり重要ではないのかなw この回で語られてい…

『仕事学のすすめ』安藤忠雄「自ら仕事を創造せよ」#2 自分に投資せよ

とりあえず建築家にはなりたかったものの、家庭の事情で大学には進めず、「そうしたら、そこで建築家は諦めてしまいませんか?」と聞かれていたんですが、この場合はさすがにもっともじゃないかと思います、なんというか専門性が強すぎる職業だという印象が…

『仕事学のすすめ』安藤忠雄「自ら仕事を創造せよ」#1 思いの強さが人を動かす

番組紹介のところに“表参道ヒルズ”の建築家とあったので楽しみにしていたのですが、ええあれ、地下3階から地上3階までがスロープで延々と連なって全ての階が吹き抜けになっているというかなり特殊な構造になってまして、どういう立場でかは内緒ですが、あ…

TVシンポジウム「海から暮らしを支える〜内航海運の可能性〜」

内航海運というのは大雑把に国内運輸の船バージョンということのようなのですが、今の輸送シェアの7割くらいがトラック。船舶はわずか10%ちょっと、鉄道はもっと少なくて10%にも満たないような配分のようなのですが。 エネルギー効率的にはトラックが…

『ナショジオ・サイエンス』究極の高速道路:アウトバーン

アウトバーン−Wikipedia 区間によっては“速度無制限”と言われていて恐らく世界的にも有名なんじゃないかと思われるわけですが、ドイツのアウトバーン、そのイメージと裏腹に技術としてはカーブを緩やかに傾斜は4度以内、道路の厚みは60〜100…

『メガスト』イタイプダム:世界最大出力の水力発電

イタイプダム−Wikipedia ブラジルとパラグアイの国境線上に存在する、発電量世界一の“イタイプダム”が取り扱われていたわけですが、なんとなく連想してしまったのが「子はかすがい」、えーとなんというかそもそも建設予定地を人口の急激な増加によ…

『メガスト』関西国際空港

関西国際空港−Wikipedia 世界で始めての人工島による空港建設例でもって、その後続例があるのかどうかは知らん、にゃ、海岸線の埋め立て空港はあるみたいですけども(でも所詮ネットでさっと調べただけですし)、あと、小さな島に作られた場合も海…

『ダイナマイト・プロフェッショナル』#3 発電所

えーと、コンクリートは爆破以外で砕くのは大変でしょうが、なにも鉄柱は爆破で砕かなくてもあとからバーナーで裁断してもいいわけだし、鉄の破片が高速で全方向に飛び散るってぞっとしますよね。覆いが出来ない、じゃなくて覆っても敗れるのかもね; 基本的…

『ダイナマイト・プロフェッショナル』#2 ロンドン

60年代に住民たちの憧れの的であったという高層マンションが、今ではすっかり寂れ、むしろ街の景観を壊している、という説明にはなんの疑問もないんですが、ちょっと待てやこら、2000年過ぎくらいの番組だったとしても何年で飽きたんだ?! (しかも元…

『ダイナマイト・プロフェッショナル』#1 オフィスビル

ところでこれを見るまで実際、どうして段階を踏んでビルが爆破されるのかがちょっと不思議だったわけですが、そっかー、真ん中を先に爆破して続いて周縁部を爆破したらそれは先に爆破したほうに寄りかかっていきますわね。 んで、この回みたいに少し横に広い…

「空母ロナルド・レーガンの最新構造」

ロナルド・レーガン (空母)−Wikipedia 時々アメリカの組織内部のことを聞いていると(簿記の仕組みなんかでも思ったんですが)、「ものすごく賢い誰か」が「かなりそうとは言いにくい誰か」まで動員してやっていけるような構造になっていることが多…