放送大学

『社会と銀行’10』#5 企業と銀行

この回はちょっと面白かったです、メモ取りながら見ましたが、要するに銀行が一般家庭(黒字主体)から企業(赤字主体)へと資金を移すための役割りについて説明し、直接金融というのは要するにそのリスクを家庭が持つこと。間接金融に関してはまた大まかに…

『社会と銀行’10』#4 信託ビジネスとは

この回のコンセプトは多分「意外と信託って身近な存在なんだよ」ということではないかと思うんですがなんでも平成16年に“改正信託業法”ってのが施行されまして、それ以前よりも信託で取扱えるものが増えたんだよー、という流れの中で出てきたのが不動産信…

『社会と銀行’10』#3 消費者と銀行

相変わらず流し聞きしてる状態の講義なんですが(さすがにこの辺はなんとなくわかるかな、もうちょっと行ったら難しいかも)、日本の銀行は「護送船団方式」と呼ばれてまして、例えばその内訳が“長期信用銀行/都市銀行/地方銀行/中小企業専門金融機関/農…

『社会と銀行’10』#2 金融システムにおける銀行の役割

とりあえず経済関係については若干なりと素地があるのでメモを取らずに漠然と見ている状態なんですが、見ていて感じることが「銀行働け!」でしょうか、本来一つっていうか二つの機能「預かって/貸す」というのがあるだけだと思うんですが、この銀行、しば…

『社会と銀行’10』#1 日本の資金循環-お金の流れ

金融工学、だったかな? はマネタリーエコノミクスとフィナンシャルエコノミクス(株や債権について)に大別され、この講義はほとんどがマネタリーエコノミクスに関してです、と、言われてもそのマネタリーエコノミクスが説明されなかった気はしないでもない…

『住まい論’10』#15 環境と共生するコミュニティと住宅

この回は地球環境に適合する住居とは要するにどういうものであるか、ということが語られていたんですが、個人的に「オイコス+ロゴス」からエコロジーという言葉が生まれたって言われてもどっからどう変化したのかさっぱりわからなかったんですがw オイコス…

『住まい論’10』#14 住まいの環境とデザイン

この回の講義を聞いていて一番印象に残ったのが、熱い砂漠と海岸線の日差しの強い地帯、そして寒冷の土地の構造が意外と似ている、という点。要するに外気との出入りを少なくして家の中の温度をなるべく快適に保とうとしているということなんじゃないかなと…

『住まい論’10』#13 地球環境と住宅

そもそも初っ端から「日本の建設関係で掛かるエネルギーは、全体の30%以上になります」ということを告げられまして、さすがにぎょっとしたんですが、あ、そうか、家庭用の光熱費、冷暖房や家電関係のエネルギー使用量に関してもここに含まれてるんですね…

『住まい論’10』#12 集住計画の導入-都市と住まい3

戦後、空前の住宅不足(多分壊されまくったのもあると思うんですが、あと復員? それから結構な人口増加もあったんだよね確か)に対抗するために国がまず目指したのが一世帯一住居計画、でこれは戦前に作られた公団や、それ以上の民間業者の手によってわりと…

『住まい論’10』#11 集住計画の導入-都市と住まい2

同じテーマで全3回予定で、前の講義の時点で一般的には関東大震災(大正12年)のあと、と思われているけれど少し前からその準備段階が始まっていたよ、というくらいの時代まで含めて扱いまして、この回は戦後に主に展開した、と思われている公営住宅が、…

『住まい論’10』#10 集住計画の導入-都市と住まい1

そもそもこの回で使われていた「集住住宅」というのはいわゆるマンションやアパートの階層による共同住宅や、長屋などの同一規格の建売住宅などをトータルで指しているそうなのですが、そもそもそこを含めて語る適当な単語がないため、便宜上使ってるんです…

『住まい論’10』#9 居住縁による「共同の住まい」

そもそもこの回の講義内容からして、家族や血縁などの共同住宅は範囲外なのかな? と思いつつ聞いていたんですが、あ、なるほどなるほど、最近2世帯住宅などの独立性の高い住居が存在している関係で、共同住居の段階として触れてるんですね。 2世帯、3世…

『住まい論’10』#8 地縁居住のカタチと住まい

正直この回の途中まであんまり面白い内容じゃないなぁ、と考えながら見ていたんですが、多分それ自体が「現在はもう通用しない概念」を語っていたからではないかと思うのですが、大雑把に言うと近所とのコミュニティ形成みたいな話なんですが、むしろ逆に“神…

『住まい論’10』#7 変容する血縁家族と住まい

ここまでずっと、砂漠の家から始まって(閉鎖タイプ)、東南アジアの外側に開けた家とか、村落の共同体である“寝屋子”だとか、日本の建築様式のルーツが語られ、そののち中国と韓国との非連続性(ぞれぞれの環境によって独自に発生したのではないか、という…

『住まい論’10』#6 日中韓の伝統の住まいにおける空間構成

日本は自然の力を利用しているのに対し、中国や韓国は風水によって家の配置を決め、と講義の中で言われていたんですが、中国の風水は土地を選択し、日本の風水は土地を人工的に作り上げるものだ、と言われているんですが、ご存知なかったのかな、ていうか、…

『住まい論’10』#5 中国・韓国の伝統の住まい

前回講義(前、この回だけ見てた時は一回途中で止めちゃったんだよなー)で日本の寝殿造りや書院造りの話をしてまして、さて、中国とか韓国の住居からの影響はあるかな、という話をしていたんですが、大雑把な結論としては「特にないよね」みたいな感じでは…

『住まい論’10』#4 和風の住まいとは

日本の建築様式、という話題を振られると即座に「団地!」としか出てこないのは本当にどうなのかと思うのですが、とりあえず日本の建築様式のルーツとなるのは主に寝殿造(平安時代)と書院造(江戸時代って説明してたけど、銀閣寺って書院造ですよね? 室町…

『住まい論’10』#3 離島漁村の共同性と住まいかた

正直この回で語られていた“寝屋”“寝屋子”、という概念は、なんていえばいいか、すでに褒めてる段階からちょっと不自然な習慣になりつつあるのかな、というのが正直なところではありました。「家で寝てたら友達なんか出来ませんよ、本当にいいことだと思いま…

『住まい論’10』#2 東南アジアの開放的な住まい

第1回とは打って変わって大雑把に言うと氾濫源のほど近くで暮らす東南アジアの地域では、そもそも家が高床式になってまして「時期になるとこの辺まで沈みます」というのがちょうど嵩上げした床面のところだったり、かなり社会的に進んだタイでも「それでも…

『住まい論’10』#1 乾燥地域の中庭を拠点にした住まい-外庭との対比で

1回と2回が対の内容になっていて3回がそのまとめ、と聞いたので素直に2回までをまとめて見ていたんですが、あー、確かに、なんとなくわかるような気がします。最初にこの回でヨーロッパメインの地図が出されてきて「まずサハラ砂漠に伝統の家を紹介しま…

特別講義「外邦図-軍事情報から近代資料へ」小林茂

そもそもこの講義で出てきた「外邦図」そのものが聞き覚えのない単語だったので、それで興味を引かれて見たんですが、要するに大雑把に近代における国外の軍事地図の総称みたいです、て、現代もこういうのやっぱりあるのかなぁ? (軍事衛星が出てきてしまっ…

『現代南アジアの政治’12』#15 日本とインド・南アジアの関係

本などでも「日本との関係」として挙げられているものを読むたびに縁が皆無ではないですよっ、としか表現出来ないレベルだなと感じることが多いんですが、インドから日本への来訪が752年、東大寺にボダイセンナ。日本からインドへが天正遣欧少年使節、だ…

『現代南アジアの政治’12』#14 南アジアの地域協力-繁栄と平和の礎か?

南アジア地域協力連合(SAARC)の回だということで「さて、貿易の話を聞くか」という体勢を整えた私が悪かったんだと思うんですが思うんですが、域内貿易6%ってなんだよ?! というのは講義の中でも言われてたというか、貿易協定(2国間ですが)ある…

『現代南アジアの政治’12』#13 スリランカの政治と外交

前回講義で一緒くたにされていたインド東部、ネパール、バングラディシュ、ブータンだったのですが、スリランカ民主社会主義共和国はなぜか独立して1回。だったのですが、なんでだろ? インド平和維持軍が及び腰になってるとか、政治体制がほぼ統一直後から…

『現代南アジアの政治’12』#12 南アジア東部地域の動き-インド北東地域・バングラデシュ・ネパール・ブータン

正直半分くらい流し聞きをしていた回だったんですが、詰まらないとか面白いとかそういう話というよりはちょっと詰め込みすぎと言いますか…。 日本とはインパール作戦の中とか、戦後のパル判事とか、アジア初のグラミン銀行のノーベル平和賞受賞者とか、「日…

『現代南アジアの政治’12』#11 パキスタン軍と印パの核問題

インドとパキスタンの核問題というと、日本でも一時だいぶ騒がれていた印象があるのですが(アメリカが主に仲介を担当するせいですね、これ)、それからだいぶ経って、というよりほんの数年前に「今のインドの大国としての地位は核兵器のおかげ!」と豪語し…

『現代南アジアの政治’12』#10 なぜインドとパキスタンは対立するのか?-カシミールをめぐる戦い

インドとパキスタンはそもそも「イギリス領インド」という同じ前身を持ち、実際の支配としては数多くの半自治の王国(藩って訳されてますね、日本のよりは大きいと思うけど性質は似てるのかも)を有した国同士。 政教分離を唱え大インド主義を唱えたのがマハ…

『現代南アジアの政治’12』#9 現代南アジアの国際政治-その見取り図とインド外交

そもそもこの講義が“南アジア”と銘打たれていたにも関わらず、9回講義に至るまで完全にインドの国内事情だった、という時点で「南アジアの中でインドが自国を大国だと思いがちで」と言われても、そりゃそうだよね!? としか思えないんですがw 第2のパキ…

『現代南アジアの政治’12』#8 インドにおける農村の政治と民主主義

この回ではカーストの違いによって今も実際に生活環境に差があること、ただ、それが完全なものではないというか「指定カースト」の中にもパーセントに現れる程度に(つまり百人に数人)地主や富農がいるってことが過去の時代との違いなんだろうな、というよ…

『現代南アジアの政治’12』#7 インドにおける中央・州関係の展開

もともと現在のインドで“半連邦制”となっている制度の元になったのがかつてイギリス統治下の制度だ、というところから話が始まるのですが。まあ一番イギリスが軟化した時のなんですが、と言うものの若干複雑そうだよねw (1935年インド統治法ではインド…