2011-01-01から1年間の記事一覧

『美の巨人たち』ルイス・コンフォート・ティファニー ステンドグラス「百合と林檎の花」(アメリカ)

ルイス・カムフォート・ティファニー−Wikipedia (1848.02/18−1933.01/17) 「アメリカ人はなぜ生活に美を取り入れることを頑なに拒むのか」というような趣旨の言葉がひどく印象に残っているのですが、美しいものに囲まれて生…

「オーストラリア」目で見る世界の国々9、S・C・ファインスタイン

オーストラリアはそもそも、まあ、日本人で知らない人はいないだろうと思うんですが(日本を中心に据えた世界地図だと死ぬほど目立つしねw)、そもそも、島国? 大陸? ということで迷うようなことはあるんじゃないのかな。 実際にはどうもオーストラリア以…

「ゴールド・シティ:タウトナ金鉱山」

ヨハネスブルグ−Wikipedia 金産出量世界一の都市という“金の街”ヨハネスブルグ(とはいえWiki先生にはそんな記述ないですが)から、えーと、東へ40km、カールトンという方向に伸びて行った金鉱脈が「勇敢なライオン」を意味するタウトナ金…

「ユーロトンネル:ドーバー海峡を結ぶテクノパワー」

英仏海峡トンネル−Wikipedia まあとりあえず、“ユーロトンネル”というのは建設会社の名前だよ、とWiki先生に怒られてしまったわけですが。そしてなんか、番組と項目の内容がぽちぽち食い違うのですが、名誉に関わるほどの内容もないし気にしな…

「私のこだわり人物伝」チェ・ゲバラ 革命への旅 #4 美しき革命家

ボリビア−Wikipedia あー、なんだろうこの国、、、特になにがどうとは言えないんですが、秩序がない? まともな政治家もぽちぽち出てるよなぁ、クーデターで倒されるけど、というか過去にクーデターが百回ってそれなんの数字ですか一体、ねぇ。 と…

「私のこだわり人物伝」チェ・ゲバラ 革命への旅 #3 純粋すぎた政治家

キューバ危機−Wikipedia あー、ゲバラさんに対し「能力はあったと思うんだけど、部下からの受けはイマイチ」とか評してる文面があったんですが、嫌われるとか嫌われないとかビタ一文事情としては間違ってないと思うんだけどなんかその表現違わない…

「私のこだわり人物伝」チェ・ゲバラ 革命への旅 #2 革命家誕生

キューバ革命−Wikipedia あー、なんちゅうか、別に悪いとは言わないんですけどよ、10人乗りくらいが標準のレジャーボートに乗って南米の地からキューバに行った84人が、どの時点で「12人」になってしまったのかがすごく気になるのは私だけで…

「民鉄経営の歴史と文化 東日本編」青木栄一/野田正穂/老川慶喜

えーと、関東大手私鉄8社(東武/東急/小田急/京急/京王/西武/京成/相鉄)と、ちょっと事情持ちの準大手、京成の子会社である新京成をそれぞれ章立てして扱った本で、個人的にはそれぞれ内容が短かったんですが、かなり内容が濃かった気がします。 ただ、京…

「私のこだわり人物伝」チェ・ゲバラ 革命への旅 #1 若き放浪者

チェ・ゲバラ−Wikipedia 正直、革命家と言われたところで「?」と首を傾げてしまうというか。 たまに店頭でいまだに関係する本を見ないでもないんですが(私の趣味のせいと言えなくもないけど、中公文庫の『ゲリラ戦争』は最近新装丁で出てますし)…

『爆問学問』#17 高井研(地球微生物学)

“深海に40億年前の世界を見た!”が回タイトル。確か数年前だったと思うんですが、「深海噴出孔付近にて原生生物(とほとんど同じ条件だと目される)が発見された」というまさしくどんぴしゃな内容を聞いたことがあったんですが。 (多分太田さんも知ってた…

「日本の私鉄 小田急電鉄」朝日新聞社、広岡友紀

とりあえず、世間的に「むしろ西武が得をした」と箱根山戦争(大雑把に西武系と小田急の関連会社が箱根で争っていたという話です、有名というか小説にもなってるようで)(小説が扇情的でも別にそれはなんの問題もないと思うけど)に関して言われていた意味…

『世界遺産』#579 パーヌルル国立公園(オーストラリア)

パーヌルル国立公園 なんというかアマゾンはまだそれほどでもないと思うんですが、オーストラリアというとどっちかというと“自然”が「放っとけ」と言っているようにしか見えないというか、維持もなんも関係ないし、見に行こうとするとその時点で環境破壊だし…

『美の巨人たち』長谷川利行「岸田国士像」(日本)

長谷川利行−Wikipedia (1891−1940.10/12) というかどっちかというと、岡惚れとかそっちの行動に近いみたいな気がするんですが、一旦「絵を描いたらば」その後ずるずると小金をせびりにやってくるって、悪意っちゃあ悪意だし迷惑っ…

『食彩の王国』#211 ハタハタ

ハタハタ−Wikipedia ちゅーか、昭和40年ごろには21万トン、平成3年には71トンと激減して、、、という段階で一体どんな数値なんだか見当もつかないわけですが、主に産卵期、海面に産卵のために上がってくるところを一網打尽って辺りで逆によ…

『世界遺産』#558 サンクト・ペテルブルグ歴史地区と関連建造物群 II(ロシア)

エカチェリーナ2世−Wikipedia (1729.04/21−1796.11/06) なんでも前回でも取り上げられていたピョートル大帝がロシアの身体を作り。 エカテリーナ二世がロシアの心を入れたのだ、と言われてるそうなのですがもとはその彼女の…

『美の巨人たち』ギュスターヴ・カイユボット「床を削る人々」(フランス)

ギュスターヴ・カイユボット−Wikipedia (1848−1894) えーとその、、、ルノアールってこう、大変言いにくいんですがその関係って親友って言って本当にいいのかしら、ということを思わないでもなかったんですが(ごめん!)、逆にカイユボ…

『美の巨人たち』宮川香山「渡蟹水盤」(日本)

宮川香山−Wikipedia (1842−1916) 生涯二度は同じモチーフを作らなかったのだ、という香山さんなのですが、なんでも明治天皇がお買い入れになったカニだけはすでにこの“高浮彫”という独自の工法を捨て去ったずっとのち、己の晩年、病気を…

『食彩の王国』#210 たらこ

たらこ−Wikipedia 大雑把、というか広義では“タラの子ども”がたらことされるようなんですが。 特にスケトウダラの卵のことを指すみたいですね、なんでも卵・真子が一番珍重されるため、漁船は網を使わず抜け駆け厳禁、一団となってスケトウダラの群…

「ペルー」目で見る世界の国々10、M・M・ロジャース

南米の独立国の一つで(実は植民地というか、海外領土が一部に)、ブラジルと国境を接していて、かつてスペインの支配下で、と書いたところで特に特定出来るというわけではないんですが、この地にあったインカ帝国の中心部だったんだよ、というとそれなりに…

『世界遺産』#557 サンクト・ペテルブルグ歴史地区と関連建造物群 I(ロシア)

ピョートル1世−Wikipedia (1671.06/09−1725.02/08) いや、番組を聞いている時点から、なんか面白そうな人だなぁ、と思っていたんですが調べてみたらもっとすげぇw 人の死に様に笑うのがとても失礼だとは思いますが、部下を…

『食彩の王国』#209 大根

ダイコン−Wikipedia 日本には百以上もの“地大根”が存在しているとのことなのですが。 んー、弥生時代の中国種と日本古来種の交雑が起こったんだよー、以外のことが書かれてないところを見るとやっぱり品質の違いってほぼ土の違いってことでいいのか…

『美の巨人たち』ピカソ「ゲルニカ」(スペイン)

ゲルニカ−Wikipedia 1937年4月26日、重工業都市ビルバオを手に入れようとしたスペインの独裁者、フランコ政権がドイツのヒトラー政権と結託し、隣の小さななんもない平和そのものの街を空爆したのがこの“ゲルニカ”という作品に描かれた事件…

『世界遺産』#576 シドニー・オペラ・ハウス(オーストラリア)

シドニー・オペラハウス−Wikipedia 私、絶対ある日この子たちは「よっこいしょ」と起き上がって、ののの、と進んで海に落ちるんじゃないかと思うわけですが。そうでなくても周辺住人の方々は、時々動いてんじゃねぇかという疑心暗鬼に陥るべきなん…

『美の巨人たち』仙突義梵「指月布袋画賛」(日本)

仙突義梵−Wikipedia (1750−1837) 読みは“せんがく・ぎぼん”、他に番組で絵を描く禅僧として雪舟と白隠の名が出ていたんですが、これどういう名前なのかなぁ? なんか他の人と系統が違うよね。 ちゅーか、雪舟がそもそも禅僧だということ…

『爆問学問』#16 吉村仁(数理生態学)

“生き残りの条件≠強さ”がサブタイ。まあなんというか、ファースト・コンタクトでもってちょっくら木を見上げていたので太田さんに、「ああいうわざとらしいの嫌っ」とか言われてしまったわけですが(確かこんななんだけど文字にするとまるで乙女口調)。 単…

『食彩の王国』#208 セリ

セリ−Wikipedia もとはきっと田んぼの畦などに、自然に生えていたのではないかと思うのですが(農薬の中には雑草を枯らすものもあります)、番組では他に出稼ぎに出るしか選択肢がなかったのだという“三関ゼリ”、江戸時代に「ふけ田」沼地しかない…

『世界遺産』#573 サマルカンド─文化交差路(ウズベキスタン)

サマルカンド−Wikipedia そもそも私、イスラムが建築を好む理由ってのがとんとわからず、いや、現物が残っているので疑う余地はないんですがその理由が語られているところも見たことがないんですよ。宗教としてはホントに初期しかきちんと読んでな…

『食彩の王国』#206 寒ブリ

ブリ−Wikipedia 非常にこうぼてっと太りきった姿に美味しそうだなぁぁ、としみじみと思うのは海産資源の国、特に東西の海流のすれ違う場所に位置する島国ならでは、という気もしますが。 師走=12月によく食べられることから“鰤”という字が出来た…

『食彩の王国』#205 柚子

ユズ−Wikipedia なんでも山椒と並んで二大香料とまで言われているらしいかんきつ類。 ウチも大概昔からの食材と縁がなくなってしまいましたが、柚子は時期にもなるとスーパーに普通に並んでいるし、使い勝手もいいしでなんだかんだとほとんど毎年ご…

『美の巨人たち』セミナリオ工房「泰西王侯騎馬図屏風」(日本)

“泰西王侯騎馬図(重要文化財)・江戸時代初期” 金屏風に、四人の鎧を付けた騎馬の人物が一枚ずつに一人ずつ並び。 見るなり「なんじゃこりゃああ?!」と叫んだのはまあ、詳しく説明すると論文になるんですが(感覚ってある意味すごいよね)、要するに日本…